「本のコーナー」5月・6月

6月17日
岸上庸子さん(高松市立図書館嘱託司書)

近藤喜文画文集「ふとふり返ると」
<内容>
「耳をすませば」の監督や「もののけ姫」の作画監督を務め、「火垂るの墓」などのキャラクターデザインを手がけるなど、スタジオジブリの名作を支えたアニメーター、近藤喜文さんの画文集。
わずか47歳でこの世を去った彼が、5年間に渡りアニメーションの仕事の合間を縫って描きとめたスケッチと人間観察記を1冊にまとめたもの。

<オススメポイント>
ふざけあう学校帰りの子供たち。道路で話し込む高校生。風を切って自転車をこぐ人。
どこにでもよくある風景です。
なんとなく目にしていてもすぐに忘れてしまう・・・そんな一瞬のすれ違い、別れた人々のしぐさの中に個性のきらめきや生きている瞬間をやさしいまなざしをもって描かれています。
忙しく早足で歩む帰り道や、イライラしながら時計を気にする待ち合わせ。
そんな時、ちょっと立ち止まってふと振り返ってみませんか?

6月11日
アナム・・・さくらももこ/富士山
マキ・・・けらえいこ/あたしンち
<2人からのオススメポイント>
何も考えたくないときでも、漫画だとさらっと読めるのがいいですよね。
さくらももこの富士山は、ちびまるこちゃんやコジコジがのっていたり、おまけで実写版「ヒロシ」のステッカーが付いていたり楽しめますよ。
あたしンちは、何気ない日常の一場面があったかい気持ちにさせてくれます。
ぜひ読んでみて下さい。

<2人からのお知らせ>
6月11日には、アナム&マキのニューアルバム「LOVE&HATE」がリリースされます。
アナムさんの澄み渡る高音とマキさんの深く染み入る低音のハーモニー。
重なり合う2つのギター。
アナム&マキだけの音世界をあなたもこのアルバムで堪能してみてください。

6月3日
マツノイパレス ザ・チェルシー副社長:住田浩

著者名:堀貞一郎
タイトル:楽しくなければ会社じゃない
<内容>
東京オリンピックのキャンペーンや大阪万博の人気ナンバーワン・パビリオン等の企画プロデュース、さらには東京ディズニーランドの誘致・立ち上げに携わるなど、常に時代の最先端を築いてきた著者が、新しい社会の企業は、何よりそこで働く社員一人ひとりが、そこで働く意義とやる気を持続できるような"企業スピリッツ"を持つべきであると解き明かします。

<オススメポイント>
当たり前のことを滞りなくするのはもちろんですが、枠以上の部分で感動を与えられるような仕事をしたいという副社長。
経営理念や経営ビジョンを持ち、夢を形にすることの大切さを感じさせてくれる本です。

5月27日
インテリアコーディネーター:三木麻里さん

著者名:村山由香
本のタイトル:「星々の船」
<ストーリー>
禁断の恋に悩む兄弟の話。他人の男ばかり好きになる末っ子の話。
居場所を探す団塊世代の長男の話など一話ごとに家族の中の一人一人が主人公になります。

<選んだポイント>
読んでも全然幸せな気分になれない本ですが、共感せずにはいられないし読みきらずにはいられない作品です。
この本を読んで「家族って一体何?」ということを改めて考えさせられました。
相手を尊敬し思いやる気持ちを忘れないようにしたいです。


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