MONG@の四国お遍路

2000.7.14
       
     第8番・普明山 熊谷寺(真光寺)
 
 
熊谷寺の大きな仁王門は四国霊場88カ寺の山門の中で一番大きい。
徳島自動車道の北側、遍路道に沿って走っていると、南向きのなだらかな畑の中から、にゅっと見えてくる。
とくに春は、仁王門から本堂に向って、桜並木の参道が美しい。
高さ13.2m、間口9m、奥行5.1m、その構造は「三間一戸の重層造り」、「和様禅様の折衷様式」で、古い様式と豪壮さでも四国一。
「二層広間の東西2本の丸柱には、東に昇り竜、西に降り竜を、天井には六体の天女を描き、総て極彩色で壮麗である」(土成町教委の石碑から)。
昭和51年(1976)の解体修理の際に見つかった墨書から、貞享4年(1687)の建立と分かった。
徳島県板野郡土成町字前田185(JR徳島線鴨島駅下車、バス10分、徒歩30分)
高野山真言宗
開基=弘法大師
本尊=千手観音菩薩
四国一大きな山門は遠くから格好の目印になる。
二層のどっしりとした造りも美しい。
いつのころか、熊谷寺の山門の仁王さん2体を7番札所の十楽寺に移すことになり、大勢の村人が1日がかりで運んだ。
ところが翌朝、熊谷寺の山門を覗くと、仁王さんは2体とも戻っている。
結局、何度運んでも、手に手を取って戻ってきた。
「仁王さんは熊谷寺から動きたくないんだ」と、みんな運ぶのを止めたそうだ。
この多宝塔は四国では最古のもので安永3年(1774)の建立という。
駐車場はこの手前にある。