MONG@の四国お遍路

2000.10.6
   
 
第48番・清滝山 西林寺(安養院)
 
浄瑠璃寺、八坂寺と下って重信川を渡り、国道11号に出る手前、内川に沿って建つ。
天平13年(741)、仏教を広めるため四国を巡っていた僧行基が、伊予の国司、越智玉純の協力で堂宇を建て、十一面観世音菩薩を彫って本尊とした。
弘法大師は大同2年(807)、寺をこの地に移して再興、水不足に苦しむ村びとのため、泉を見つけている。
伊予の関所寺になっている。
松山市高井町1007(JR予讃線松山駅下車、バスで40分)
真言宗豊山派
開基=僧行基
本尊=十一面観世音菩薩
内川に架かる太鼓橋を渡ると、目の前に仁王門が建つ。
水のきれいなこの川では、「テイレギ」と呼ばれる水藻が取れる。
香りがよく、刺身のつまに珍重される。
正面は本堂、その右手に大師堂。
寺の南西250mには、お大師さんが水不足に悩む村びとのため、錫杖を突き立てて見つけたと伝えられる泉「杖の淵」がある。
本堂の十一面観世音菩薩は秘仏で誰にも見せない。
住職も見ていない。
何でも、後ろ向きに安置されているらしい。
理由は「正面から拝んだのでは、御利益がありすぎる」のだそうだ。
そこで、本堂の裏に回って拝む人が出てきた。
方丈の納経所に通じる庭園はよく手入れされていた。