MONG@の四国お遍路

2000.10.5
   
 
第58番・作礼山 仙遊寺(千光院)
 
作礼山(標高340m)の山頂近くにある。
天気が良ければ、今治の街が一望できる。
第57番栄福寺から4km、ミカン畑を横切り、雑木林を抜けて急な登り坂が続く。
伊予の国司越智守興が天智天皇(在位661〜672)の勅願で開いた、と言うから古い。
養老年間(717〜724)、40年もこの寺で読書三昧に暮らしていた阿坊仙人が
雲とともに消える騒ぎがあったので、寺号を「仙遊寺」とした。
弘法大師のころには、寺は荒れ果てていたらしい。
愛媛県越智郡玉川町別所候83(JR予讃線今治駅下車、バス15分、徒歩1時間)
高野山真言宗
開基=越智守興
本尊=千手観世音菩薩
作礼山山頂付近まで雑木林の中を空で狭い道が3kmほど続く。
本堂の手前500mほど、急な坂の途中に山門が建つ。
この山門の奥50mに、弘法大師が病に苦しむ村人のために掘った清水があり、どんな日照りの年でも枯れたことがないそうだ。
本堂の手前500mほど、急な坂の途中に山門が建つ。
この山門の奥50mに、弘法大師が病に苦しむ村人のために掘った清水があり、どんな日照りの年でも枯れたことがないそうだ。
参道の途中から眺めた今治の街並み。
本堂裏が駐車場で参道維持費として400円徴収された。
近くに鈍川温泉があり、ここに立ち寄るお遍路さんもいる。
本堂。
栄福寺と仙遊寺の住職が兼務だった時代があった。
住職の飼っていた犬が利口で、鐘を合図に二つの寺の連絡に使われていた。
ある日、二つの寺の鐘が同時に鳴った。
犬は、どっちの寺に行って良いのか迷って、池に落ちて死んだ。
哀れんだ地元の人が、池の近くに墓を造った。
今でも「犬塚池」と呼ばれている。
仁王門で出会った歩きお遍路さんは福岡の人。
8月下旬に第1番霊山寺を出発、ちょうど一月ほどでここまで来た。
「途中の室戸と足摺で台風に遭い、足止めされました」と言っていた。