MONG@の四国お遍路

2000.12.5
   
 
第73番・我拝師山 出釈迦寺(求聞持院) 
 
第72番札所、曼荼羅寺からミカン畑を500mほど登る。
弘法大師がまだ「真魚(まお)」と呼ばれていたころ、修行中に身を投げた我拝師山(標高481m)が目の前に見える。
真魚は7歳の時、仏法で救世の誓いをたてる。
山頂に登り、「この願いを聞いて、お釈迦さんが現れて下さい。
もしそダメなら、身は死んで仏の供養にして下さい」と絶壁から身をおどらせる。
すると、雲の中から釈迦如来と天女が現れて、真魚を救う。
有名な「真魚伝説」を記した石碑と説明板が目に飛び込む。
大師は若者になってからも山頂に登り、「虚空蔵求聞持法」の修行をしている。
香川県善通寺市吉原町1091(JR土讃線善通寺下車、バスで15分)
真言宗御室派
開基=弘法大師
本尊=釈迦如来
ミカンなどの果樹園を通り抜けると、行く手の左に我拝師山が見えてくる。
弘法大師が青年時代にここで修行した「虚空蔵求聞持法」とは、頭脳を明晰にして、記憶力を増やす行法で、虚空蔵菩薩を本尊として明星に向かい、真言を一百万遍唱えるのだそうだ。
杉木立に建つ楼門を登ると、大師堂、本堂、虚空蔵堂が並ぶ。
本堂にお参りする老人たち。
本堂に飾られた額入りの綺麗な納め札。
手入れの行き届いた客殿の前庭。
虚空蔵堂だけは一段高いところにあって、我拝師山を遙拝するのによい。
訪れたお遍路さんたちが熱心に読む「真魚伝説」の説明板。
虚空蔵堂の正面に見える我拝師山の山頂は奥の院「捨身ケ嶽禅定」で、断崖絶壁の行場になっており、鎖をたよりに登る。
境内からは、これから巡る第74番甲山寺など善通寺の平野が一望に出来る。