MONG@の四国お遍路

2001.2.8
   
 
第76番・鶏足山 金倉寺(宝撞院)
 
「金倉寺(きんぞうじ)はどこですか?」
「かなくら川のそばのお寺ですか?」
善通寺から門前町を北東に抜けてわずか5kmなのに、いつ来ても道を間違える。
弘法大師の姪の子、円珍(後の智証大師)はこの寺で生まれ、比叡山に学んで延暦寺の学頭となり、40歳で唐の留学している。
この寺はもともと円珍の祖父で長者、和気道善が開き、道善寺と呼ばれていた。
留学から帰った智証大師は唐の青龍寺に模して塔堂を修理、後に地名を取って寺号とした、という。
香川県善通寺市金蔵寺町1160(JR土讃線金蔵寺駅下車、10分)
天台寺門派
開基=和気道善
本尊=薬師如来
丸亀市境に近く、仁王門の横には遍路宿などの並んで、門前町の雰囲気が残る。
道路わきの仁王門。
円珍、のちの智証大師はこの寺で生まれた。
世に「大師」号を持つ僧は最澄以来17人にのばるが、うち空海、智証、道興、法光、理源の5人は讃岐から出ている。
通行人を睨んで立つ仁王像。
仁王門を入ると、樹齢1000年を超える楠の巨木が歓迎してくれる。
夏には、その日陰が気持ちいい。
「金倉郡の金倉寺」は盛んに時期には132坊を擁した。
長宗我部の兵火にあったが、江戸時代に再建され、本堂も大きい。
今も塔堂の修理のため、信者に瓦の寄進を呼びかけている。
大師堂。