MONG@の四国お遍路

2001.2.14
   
 
第80番・白牛山 国分寺(千手院)
 
第79番札所天皇寺から国分寺まで7km、特に綾川に沿ったあたりには遺跡が多い。
古代史の興味のある人には、歩いて楽しくなるコースだろう。
讃岐国府跡、府中山内瓦窯跡、条里制遺構・・・・・・
綾川の上流のこの辺りが昔、讃岐国の中心だったと分かる。
国分寺の山門をくぐってすぐ、境内の松林の中に大きな礎石が整然と並んでいる。
金堂と七重塔跡だ。
近くには讃岐国分尼寺跡がある。
香川県綾歌郡国分寺町国分2065(JR予讃線国分駅下車、徒歩10分)
真言宗御室派
開基=僧行基
本尊=十一面千手観世音菩薩
国分寺の仁王門。
僧行基が十一面千手観世音菩薩を彫り本尊として安置、寺を創建した。
のちに弘法大師が訪れて本尊を修復した、と伝えられる。
本尊には、「弘治」「大永」の年号の入ったお遍路さんの落書きがあり、四国遍路が室町時代には行われていた事が分かる。
仁王門に吊された健脚祈願の草鞋。
仁王門ををくぐると松並木の参道がある。
写真左の奥に創建時の「七重塔跡」がある。
七重塔の礎石。
礎石は国指定の史跡になっている。
創建時の「金堂跡」の礎石は参道の奥に整然と並んでいた。
今の国分寺と創建時の伽藍配置図
天正年間(1573〜1591)の兵火を免れた本堂。
高松城主、生駒一正が城下に時を告げるため借り出したと言われる鐘楼の鐘。
鐘を打つと、国分寺に「いのう」「いのう」と鳴るので、寺に返した。
借用証が残っているそうだ。
境内は整備中で、敷石の寄進を呼びかけていた。