7月2日(再・5日)は、東かがわ市引田の小学生が参加した瀬戸芸作品制作ワークショップをレポート!.
「瀬戸内国際芸術祭」に今年初めて参加する、東かがわ市。8月1日~31日の夏会期に向け、会場となる引田エリアでは準備が佳境に入っています。
これまでに地域の人やボランティアが集まり、瀬戸芸に展示する作品制作に取り組んできましたが、引田に住む小学生たちも作品づくりに参加しました!
6月初旬。引田小中学校の「土曜日授業」の一環で、6年生と5年生の一部が「高松港プロジェクト」で展示されるアート「そらあみ」漁網作りに挑戦!
引田漁港前の漁村センターで、アーティストの五十嵐靖晃さんから直接指導を受けますが・・・
初めて見る道具に子どもたちは戸惑い気味。
そこに、強力な助っ人が加わりました。地元・引田のベテラン漁師さんたち!
となりに座って、実際の編み方を見せてくれました。
「親指と人差し指で、この糸を向こうに渡して・・わかった?もう一回いくで。」
やさしく手ほどきをしてくれる漁師さん。真剣に網に向き合う子どもたち。まるで、おじいちゃんとお孫さんのようです。
東かがわの小学生たちや、地域の住民、ボランティアの手で編まれた「そらあみ」は、高松港にすでに設置してあるそらあみに 近日追加で掲げられる予定です。
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引田小学校の多目的室には、3年生10人ほどが集まっていました。
机には、たくさんの古着、布地。そして、途中までできている巨大な手袋。
夏会期に引田エリアで展示される、レオニート・チシコフの作品「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」に結び付ける糸玉作りを子どもたちが担当!
古着を細く裂いて、長いひもをたくさん作ります。
「ムズイ!細くなりすぎた!」
「右と左に分かれて引っ張ろうよ。せーの!」
2時間ほど作業をして、たくさんの糸玉が完成。
最後は、ロシアから届いたレオニートさんのビデオメッセージを見て、記念撮影!
作品は夏会期期間中、「東かがわ手袋ギャラリー」に展示されます。
他の学年の子どもたちは、休憩場所の花壇整備など、おもてなしの準備を頑張りました。
8月はぜひ、東かがわ市での瀬戸芸を楽しんでくださいね!
瀬戸内国際芸術祭2025 (引田エリア)
会期:2025年8月1日(金)~31日(日) 10:00~21:00 定休日なし
場所:讃州井筒屋敷・笠屋邸・東かがわ手袋ギャラリーなど