8月20日(再・23日)は、東かがわ市・引田エリアから瀬戸内国際芸術祭レポート!.
瀬戸内国際芸術祭2025夏会期に初参加の東かがわ市!
まずは、案内所となっている「つばさ交流センター」へ。臨時駐車場もここにあります。
ガイドマップと、うちわ・冷却シート・てぶくろマンのステッカーをもらいました。日傘の無料レンタルもあります。
ショップでは瀬戸芸グッズや東かがわの特産品などを販売。案内所前には「ひけた小町屋台村」が出店!キッチンカーやテイクアウトで東かがわグルメを味わえます。
引田の古い町並みへは徒歩3分ほどで到着。
手袋ギャラリーにて展示されている レオニート・チシコフ作 「みんなの手 月まで届く手袋を編もう」
天に向かって伸びる巨大手袋。上にはお月様!
地元の方やボランティア延べ350人で、約2か月かけて製作しました。
階段を登ると、屋根裏部屋のようなスペースが。
手袋が宇宙に行き、月まで届いたところを表現されています。
手袋産業の歴史をまとめた年表や、昔使われていた手袋縫製用ミシンなども展示され、
“てぶくろのまち東かがわ”について、わかりやすく紹介されています。
ギャラリーショップでは、職人技が光る手袋をオーダーメイドで注文できますよ。
讃州井筒屋敷に展示されている、大きな大きな大漁旗!
沼田侑香 作・「積層される情報」
一つ一つの小さなピースはペットボトルキャップが約10個を溶かして成形。
全体で4000個のピース、つまり、4万個以上のペットボトルキャップを集めて作られました。
続いては、すぐとなりにある笠屋邸へ。
ラックスメディアコレクティブ「KASAYAソーシャル/パフォーマンス・スペース+アートワーク」
元々は酒蔵だった建物がまるごとアート作品に生まれ変わりました。
ほの暗い室内。床の面に浮かび上がる色鮮やかな光は “発酵”をテーマに菌やバクテリアをプロジェクションで表現。江戸時代から使われていた醤油樽も活用されました。
今後、人が集えるイベントスペースとして利用される予定です。
続いては、元・農協だったという建物に展示されている「引田市井分解図」。壁面には細かいタッチの何枚かの人物のイラスト。その方のご家族や、食べ物、趣味などもあわせて描かれています。
作者の イラストレーター・新居俊浩さんが会場にいらっしゃいました!
「引田には、久米通賢という、実測地図を誰よりも先に作成した偉人がいるんですけど、僕はその土地の形じゃなくて“人”の地図を作ってみようかなと思い、その人を“分解”して、ライフヒストリーをモチーフにして描きました。僕の作品が接点になって、人物を通してこの町の雰囲気が伝わるといいなと思っています」
引田エリアは朝10時から夜9時まで作品を観られます。
夜は、竹あかりがともり幻想的な雰囲気になりますよ!
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瀬戸内国際芸術祭2025 引田エリア
会期:2025年8月1日(金)~31日(日) 10:00~21:00 定休日なし
場所:讃州井筒屋敷・笠屋邸・東かがわ手袋ギャラリーなど
詳細:https://setouchi-artfest.jp/place/hiketa/
東かがわ市 瀬戸芸特設サイト:https://higashikagawa.net/setogei/