1月14日(再・17日)は三木町から、香川県文化功労者であり、香川大学名誉教授・彫刻家 池川敏幸の作品を展示する美術館.
香川県三木町にある、一般財団法人 池川彫刻美術館は、香川県文化功労者であり、香川大学名誉教授を務めた彫刻家 池川敏幸の作品を展示する美術館です。
彫刻を通して地域の芸術文化に寄与することを目的に、2017年に開館しました。

この美術館の学芸員を務める、亀井満夫さんにお話を伺います。
建物は1990年、瀬戸内海歴史民俗資料館や、さぬき市野外音楽広場テアトロンなどを手がけた建築家、山本忠司さんの設計。平屋の一軒家のような佇まいで、もともと池川さんのアトリエだった建物を改装しています。
まず最初に出迎えてくれたのは、中野武営像の原型。目の高さで見ることができます。
館内に入ると、初期作「おんな」から、二科展特選の「沖縄」、91歳で制作された遺作「おや」まで、およそ150点の作品が並びます。時代や表現は異なっても、作品を貫くのは「素心」という言葉に象徴される、澄んだ心。

じっくり作品をご覧になってそのメッセージを受け取ってほしいと亀井さん。

現在は、年末年始を除く毎週土・日曜日に開館していて、次男であり彫刻家でもある池川直さんが、これらの作品を未来へとつないでいくため、一般財団法人池川記念彫刻財団を設立。より多くの人が作品と出会える場となっています。
美術教育者であり彫刻家という父の背中を見ながら、同じ道を歩んできた池川直さん。
隣接するアトリエでは、玉藻公園西門広場に設置された中野武営像に続き、現在「中西太像」を制作中で、今年中には完成させたいとお話されていたと教えてくれました。

そして現在、池川直彫刻展も開催中です。
古代ギリシアの詩人 ヘシオドス の『神統記』に登場する9人の芸術の女神ムーサを、5年の歳月をかけて群像彫刻として表現しています。
軽やかに空へと浮かんでいくように見える作品。緻密なバランスの上に成り立つ彫刻に思わず引き込まれました。
詳しくはこちらから
3月15日までこの企画展を開催しており、お2人の作品を数多く見る事ができる貴重な機会になっています。ぜひ一度お越し下さい。
<池川彫刻美術館>
開館日:毎週 土曜日・日曜日
開館時間:10:00 ~ 16:00
所在地:香川県木田郡三木町氷上4852-1
*駐車場は氷上八幡神社駐車場をご利用ください。
お問い合わせ:087-898-9798(開館日のみ)

