木のぬくもりに触れ暖かく遊ぼう!「讃岐おもちゃ美術館」 .
冬休みですね!
親子で、または三世代で遊びに行きたい!でも、外は寒い・・・。
そんな時ぴったり。暖かく過ごせて、ゆっくり遊べる場所がありますよ!

2022年の4月にオープンした「讃岐おもちゃ美術館」。
遊びを通して香川の魅力を伝える、香川の木材を使った体験型のミュージアムです。
おもちゃ学芸員の藤本恵美(ふじもと めぐみ)さんに案内していただきました。

木のぬくもりあふれる館内。中央部にはさまざまな種類の「木」が立っています。

「東かがわ市五名の木を、森の中のように配置しています。触ってもらって肌ざわりの違いも感じてもらえます」
よく見ると・・・穴が開いていて、何やら入ってますよ。虫さん?

「これ、くっつき虫ですね。磁石が入っているので、外から磁石の棒を近づけると、くっついて出てきます!」
ゲートで仕切りがある、0・1・2歳専用のスペースも。
はいはいが出来る子は、レーシングコースのような「ハイハイロード」がおすすめ。
ルート上にトンネルや凸凹がつくってあります。

小さな池には木の玉がたくさん!中に入って遊べます。木の香りもしますよ。
あれ?よく見ると・・・うどん脳の玉が混じってる!

こちらは、「讃岐かがり手まりドーム」。中にあるのは大きな盆栽!?

「この松の葉を模して作っているのが『讃岐かがり手まり』で、中に磁石が入っています。
木の枝にくっつけたり外したりできるんですよ」と藤本さん。

周りには、可愛い柄のかがり手毬も。季節ごとに入れ替えをしているとのこと。
手作りの温かみが伝わりますね。
館内一番奥には「セルフうどん ぴっぴ」。小さな大将とバイトさん(?)が、腕をふるっています。

生地を麺棒で延ばして・・・
釜で茹でて・・・
お椀に麺、ネギも入れて・・・
天ぷらも種類が豊富。
この再現度がたまりません。

2022年から活動しているという藤本さん。おもちゃ学芸員を始めたきっかけを教えて下さい。
「もともと保育士なので、子どもと遊ぶことは大好きでした。
東京のおもちゃ美術館に行ったことがあり、とても楽しかった思い出があったのですが、
そのおもちゃ美術館が香川に出来ると聞き、これはぜひ私も何か力になりたい!と思いました」

どんな時にやりがいを感じますか?
「帰り際に子供が、『帰りたくない!』って泣いたとき。きゅんとします。
ここで遊んだ楽しい思い出が残ってるんだなと思って、嬉しくなってやりがいを感じてます」
次回のおもちゃ学芸員養成講座が1月24日(土)・25日(日)に行われます。興味あるかたはぜひご参加を!
年内は12月28日(日)まで。お正月休みを挟んで、年始は1月4日(日)からオープン。
あったかーい屋内で、あったかーい木のぬくもりを感じながら、大人も子供も楽しみましょう!

「讃岐おもちゃ美術館」
場所:高松市大工町8-1 丸亀町くるりん駐車場1F
開館時間:10:00~16:00(最終入館15:30) 毎週木曜日休館
(冬季休み 12/29~1/3)
入館料:大人(中学生以上)900円、こども(6ヶ月~小学生)700円、生後6ヶ月未満 無料
☆平日「やっていきまい工作」開催。
12/27(土) 干支の午の組み木づくり(事前申し込み要)
12/28(日) いとのこや 手形づくりワークショップ(事前申し込み要)
電話番号:087-884-7171
詳細:https://npo-wahaha.net/stm/
