STORY 八十八

毎週日曜日9:00~9:15

それぞれの人や文化が持つ多様性。
未来のために今、それぞれの想いを受け入れるやさしさが、求められています。
古来よりうれしさや悲しみ、時にはその人の人生そのものを受け入れてきた四国お遍路には、
過去・現在、そして未来に続いているやさしさがあります。
これは、そのやさしさを探しに行く八十八という名の物語。

STORY 八十八

STORY 八十八

毎週日曜日 9:00~9:15
提供 株式会社アイム

2021年10月03日放送分

歩き遍路を未来へとつなぐ人の物語

昔から人々は四国をぐるりと巡ることが難しいとき、

八十八カ所霊場に届かなくても近い形でお参りをしてきました。

香川県・小豆島にはお四国とは別の独自の八十八カ所霊場があります。

弘法大師空海が生まれの国さぬきから都を目指すときに立ち寄り

山々や海辺で修行したことを起源とする小豆島霊場。

全行程150㎞、車で3、4日 歩き遍路では10日ほどになるその道。

以前、女性一人でも気軽に参加できる女子遍路という行事が行われていた事を知り訪ねてみることに…

 

 

 

 

 

 

 

 

香川県小豆島霊場第二番札所 碁石山(第八番常光寺奥の院)

内海湾を見下ろす山岳霊場

 

僧侶になって小豆島に来る前は…

大阪でシステムエンジニアとして働いていた慈空さん

   

堂守 大林 慈空(おおばやし じくう)さん

 

母の実家のお寺の跡を継ぐため暮らすことになった小豆島。

人生初めてになる島暮らしは、わからないことだらけ。

島を知るため、またお遍路さんとの会話をするためにも回ってみようと歩き遍路をしてみたのです。

小豆島霊場自体は洞窟の寺など雰囲気も良く、素晴らしい体験になるだろう。

と期待値も高かったにもかかわらず、想像をはるかに超える遍路になりました。

終盤に差し掛かる頃にはもっと大事に回れば良かったと後悔するほど。

結願した翌日、碁石山に登ってくる道からの景色は美しく、この島はなんと素晴らしいのかと思いました。

自分の見立ての8倍良かった歩き遍路。

この良さを知る自分が歩き遍路を伝えるしかないと、心に決めました。

 

名前に呼ばれてきた

 

私はもともと慈郎(じろう)という名前です。

慈郎の慈は変わっていては慈悲の慈と書きます。

慈郎という名前は、僧侶をしていた祖父が付けてくれたもの。

それが母の里である寺の跡を継ぐことになり会社を辞める際に、

上司から「だから、その名前だったのだ」と納得されたのです。

僧名を付ける際に、慈郎の「慈」一文字と、弘法大師空海から「空」をいただき 大林 慈空 となりました。

「あなたは、ここに、呼ばれてきた」とベテランお遍路さんの何人かに言われました。

自分で、ここに来たと思っていたけれど・・・

自分の選択で、選んで、自分の努力で、厳しい修行も終えることができた、と思っていたけれど・・・

その考えは違うのかもしれない。

しばらくすると自分でも「ここに 呼ばれて来た」と感じるようになったのです。

 

「呼ばれてきた」この場所で慈空さんの体験からも伝えたい

小豆島霊場の歩き遍路

切り口は何でも良いので「歩かせたもの勝ち」だと思っています。

幼稚園遍路で、小学生遍路、中学生遍路、要介護遍路、車いす遍路でも、

自分が思う歩きやすいコースで「歩き遍路」に参加してくれさえすれば、

絶対に良いと思ってくれるのもがある!

この小豆島霊場八十八カ所という素晴らしい器の中に導ければ

人として、美味しく料理され、素晴らしい食材にもなるのだと・・・

自分の最初の歩き遍路の時にも、何度もおこなってきた遍路イベントからも確信しています。

だからこそ歩き遍路行事は続けています。

どんな形でもいい、どんな理由でもいい、体験したらその素晴らしさがわかるはず

人々を歩き遍路へいざなう。

慈空さんの想いは、その先の未来へと続いていく やさしい小豆島の物語。

 

番組はradikoでもお聴きいただけます。

 

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それぞれの人や文化が持つ多様性。
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