STORY 八十八

毎週日曜日9:00~9:15

それぞれの人や文化が持つ多様性。
未来のために今、それぞれの想いを受け入れるやさしさが、求められています。
古来よりうれしさや悲しみ、時にはその人の人生そのものを受け入れてきた四国お遍路には、
過去・現在、そして未来に続いているやさしさがあります。
これは、そのやさしさを探しに行く八十八という名の物語。

STORY 八十八

STORY 八十八

毎週日曜日 9:00~9:15
提供 株式会社アイム

2022年01月02日放送分

弘法大師ご生誕の地 総本山善通寺で、心新たに

 

 

四国八十八カ所霊場の開創、弘法大師空海。

お大師様の名で親しまれていていますが、

令和5年に弘法大師生誕1250年を迎えます。

新春特別インタビュー

 

真言宗善通寺派総本山善通寺法主 菅 智潤 大僧正

株式会社アイム 沼田 憲孝社長

 

今回は、新春特別対談をお届けします。

 

『今年こそ』と思いを募らせつつ迎えた2022年。

是非とも善通寺にお参りしたいと願う参拝者も多いと予想されます。

とはいえ‘‘第6波‘‘ の到来も不安視される中、そうした世相を受け

善通寺の取り組みをお聞きしました。

真言宗善通寺派 総本山 善通寺法主 菅 智潤 大僧正

 

「まだコロナ禍ですので、三密を避けるという意味で

ゆっくりお参りしていただくために

初詣正月三ヶ日に限らず期間を長くとって

分散参拝をお願いしています。

期間中の良い日を選んでいただいて、

ゆっくりお参りしていただきたいと、思います。

2月末(原則2月第4週土日)は

春を告げる善通寺の「大会陽(だいえよう)」がございます。

それを区切りとして、そこまでを初詣としております。

毎月28日は、護摩堂の中で護摩祈祷をしておりますが

初詣三ヶ日は特別に御影堂大師堂の中に

護摩檀を据えて皆様の思いを一心に祈願いたします。

三カ日だけの特別祈祷です。

弘法大師さまがおっしゃっているように、

お参りする方と護摩祈祷する側との思いが一致するようにと

両方とも祈願を込めるのだと説かれています。

祈願を行うもの自身も敬虔な心持で

お参りする方の思いが届くように

祈祷を行うものもしっかり拝むようにしています。」

 

「新年を迎えると同時午前0時に法要を始めます。

「大般若経六百巻」をお唱えしと同時に護摩祈祷をします。

新年の祈願、厄除け祈願のあるお経を唱えるのです。

我々も力を込めて行っています。」

 

株式会社アイム 沼田 憲孝社長

 

《 沼田社長 》

ここ2年、初詣ができなかったのですが、

少し落ち着いている状況もあり、新たな気持ちで初詣できることがうれしいです。

《 菅法主 》

「常に動いていた国民の方々が、

ここ2年に渡り移動を止められてきたので

ストレスもあったかと思います。

新年を迎えて、コロナも落ち着いて自由に往来できるように

願っております。

新しい年にはと願っています。」

《 沼田社長 》

令和5年に弘法大師生誕1250年の行事があり、

今年(令和4年)からその準備が始まると聞いています。

今年のならではという何か行事ありますか?

《 菅法主 》

今のところ東京・名古屋・福岡で「出開帳」ということで

善通寺の秘仏を開帳する

前夜祭的な意味合いを込めた行事を今年行う予定です。

 

《 沼田社長 》

平成27年に記念イベントを覚えていますが、次に1250年というこの大きな節目に立ち会えるのを喜びに思っています。

僕たちもここ2年間、いろいろな節目を乗り越えていっている気がします。

そんなときに迎える新年です。そこでどんな心持ちで迎えると良いでしょうか?

《 菅法主 》

「仏教の長い歴史を紐解いてみますと東大寺の大仏建立当時から

疫病の蔓延があったことが知られています。お寺と疫病はこれまで深い関係がありました。

非常に大きな疫病の際にお寺や仏像の建立が行われ、

人々の心の拠り所となっていった歴史が脈々と続いてきています。

コロナを乗り越えるためには、私たちは1250年の記念行事も真剣にやり遂げると

心新たにしています。何を頼りに生きていくか問われているこの不安定な世の中ですので

『祈り』が今、まさに見直される時代だと思っています。」

 

沼田社長の初詣は?

「実は毎年善通寺です。ここ2年来られていなかったですが毎年並びます。」

《 菅法主 》

「普段の年でしたら、本堂に行くにしても大師堂に行くにしても

1時間以上お並んでいただいています。

皆様列を乱すことなく1時間近くお待ちですので、ありがたいことですね。

前年の災いや垢を落とし、新しい気持ちになる新年参拝ですので

初詣でお参りすることでその功徳が得られると思います。」

《 沼田社長 》

暗い2年間を通り過ぎて、今年は気持ちを新たにして前に進みたいと思っていますので、いろいろな思いで手を合わせたいと思っています。

《 菅法主 》

「皆さん2年間の想いというのをおもちでしょう。お参りされ、心新たに新しい年を過ごして頂きたいものです。」

 

来年(令和5年)は善通寺では大きな節目に当たる

『弘法大師生誕1250年』の特別な年がやってきます。

[その時に出会う]準備が、始まっています。

 

次回は

菅法主、ご自身も巡られるお遍路について、

お話を伺います。

この番組は、radikoでも お聴きいただけます

 

 

 

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