丸亀のまちを楽しむきっかけに。「おしろのまちのエトセトラ」.

  10月9日(木)のクローズアップでは、10月12日(土)〜11月9日(日)の間、丸亀駅前商店街周辺で開催されるマルシェやワークショップ「おしろのまちのエトセトラ」をご紹介しました。

「おしろのまちの市」主宰 浜本康宏さんにお話をお聞きしました。

◉「おしろのまちの市」とは?

この週末から11月9日までの間、「おしろのまちのエトセトラ」と題して「おしろのまちの市」というマルシェとワークショップが開催されます。

「おしろのまちの市」といえば、丸亀駅前の商店街で空き店舗を活用し、県内外の注目を集める出店者が並ぶ人気のマルシェ。パン、スイーツ、ごはんものだけじゃなく、アクセサリーや服、工芸品、本など、普段の生活ではなかなか出会えないこだわりの一品がならぶため、県外からもお客さんが来られて朝から行列が商店街にできることも。

◉はじまりは丸亀駅前の「旧重元果物店」

大正時代から続く果物店だった「旧重元果物店」。「おしろのまちの市」の日にはリノベーションされた店内に県内外のお店が商品を並べて出店します。

きっかけは瀬戸内国際芸術祭で本島が初めて会場となった2013年。閉業していた旧重元果物店を来場者の休憩所として活用することに。せっかく県外の方が多く訪れるのならと、浜本さんを中心としたメンバーたちで面白い店舗を誘致し、ちいさなマルシェを開催したのがはじまりです。今では丸亀駅前商店街の交流拠点や空き店舗をも活用したマルシェに発展しています。

◉10月12日〜11月9日開催「おしろのまちのエトセトラ」の見どころ

10月12日(日)・13日(月・祝)にはマルシェ「おしろのまちの市 2025秋の市」が開催。「旧重元果物店」を含む商店街内の8会場で、四国四県・岡山・兵庫・大阪・京都・奈良からやってきた85店のお店が出店。

中にはコーヒー界のレジェンドと呼ばれる岡山県倉敷の「カフェゲバ」さんの出店や、この市の日のみきつねうどんがメニューに登場するという地元商店街の「石川うどん」さんなど、一期一会の出会いがたくさんあります。

また、この2日間は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館とのコラボ企画も。マルシェの各会場に設置された割引パネルを写真に撮り、美術館1階受付で見せると入館料の割引を受けられます(市民割との併用は不可)。さらに MIMOCAの入館チケットの控えを「旧重元果物店」で見せると、MIMOCAのポストカード一枚がもらえます(各日先着50名限定)ので、ぜひ美術館にも足を運んでみてくださいね。

11月9日(日)には「おしろのまちの市」としては初めての丸亀城の中でのマルシェが開催されます。こちらも県内外の面白い作り手さんが集まりますが、小豆島で養蜂をされている「ワヤヤナ養蜂」さんなど初参加の方もたくさん。

 

11月1日(金)〜9日(日)までは旧重元果物店や商店街、丸亀城でワークショップを開催。猪熊弦一郎の軌跡を辿るまちあるきや、地元人気店によるうどん教室・料理教室、伝統的工芸品の讃岐のり染のカバンづくり、苔玉ワークショップが行われます。詳しい内容や残席状況は「おしろのまちの市」公式Instagramをご覧ください。

普段丸亀になかなか行くことがないという方も「おしろのまちのエトセトラ」をきっかけに丸亀のまちあるきや初めての体験を楽しんでみてはいかがでしょうか?

◾️「おしろのまちのエトセトラ」

※瀬戸内国際芸術祭2025県内関連事業『くるりアートかがわ』参加イベント

10月12日(日)・13日(月・祝日)10時~16時 おしろのまちの市 秋の市2025

11月1日(土) モダンと猪熊弦一郎のゆかりを散策する丸亀散歩

11月2日(日)三好うどん大将直伝手打ち体験うどんズルズル!

11月3日(月・祝)瀬戸内WAIWAIクッキング

11月9日(日)おしろのまちの市 in 丸亀城

11月9日(日)讃岐のり染ワークショップ

公式Instagram https://www.instagram.com/oshironomachinoichi/