3月5日(再放送3月8日)の「東讃RADIO CLOVER」はさぬき市から映画の話題。.
さぬき映画祭 第7回シナリオコンクール、大賞を受賞したさぬき市津田出身の三好冬馬監督による映画「潮待ち模様」がとうとう完成!先月のさぬき映画祭にて初上映されました。お披露目を終えた三好監督にお話しをお聞きました!
実際に津田町にいる人たちをモデルとし、年老いた主人公がかつての片思いをゆっくりと浄化させていく恋の物語「潮待ち模様」。三好監督の生まれ育った津田町への思いと、幼い頃よく遊んだ津田港の復興の気持ちを込めた作品です。
photo by ナカムラユウスケ
完成試写会を行ったさぬき映画祭では、クラファンや撮影でお世話になったという地元の方も来られ、総勢400名以上の方が観覧。「色が綺麗」「音が綺麗」「60分の上映だったのでもっと津田の風景を見てみたかった」といった感想や、地元の人からは「普段見てる景色が映画だとこういうふうになるんだ」と驚きの言葉をいただけたそう。
photo by ナカムラユウスケ
映画監督になりたくて、映像にまつわるさまざまなプレイヤーを経験した三好監督だからこそこだわった色や音、アングル。カメラもスタビライザーを使用して自由自在に動かし表情の変化を撮影。また、あえて影をくっきりと見せる手法で日常と変わりのないまちや人の輪郭を映し出しています。
フラメンコギタリストの山内裕之さんが映像に合わせて鳴らすギターの音色もまちの空気をリアルに届けるエッセンスに。
特に撮影で大変だったのは天気と音。ラストシーンでは津田港のイベントで撮影が行われる予定でしたが、悪天候のためイベント自体が中止に。かわりに地元のみなさんやボランティアさんの手を借りて模擬のイベントを開催することに!逆にそれが本来のストーリーに沿っていたので良かったと三好監督。
また、港を舞台とした映画なので地元の漁師さんも多数出演されています。ロケハンをしている時に昔の話や遠洋漁業が盛んだった頃の津田の話を聞けたことで、津田港の現状を映像にすることができたと三好さん。
photo by ナカムラユウスケ
そして物語は津田の海のようにゆらぎながら幼い頃の片思いが蘇り、昇華されていきます。その様子はまさに人生そのもので、それこそが三好監督がこの映画で伝えたかったこと。
「人生には潮が満ちる時もあれば、引くときもある。エンディングにそんなセリフを入れてみましたが、映像として腑に落ちるものになったと思います。」
3月16日(日)には津田公民館でのふるさと上映会が決定! 今回は90分のロングバージョンで披露されます。どんな映画が出来上がったのか、ぜひ会場に足を運んでみてくださいね。
- 映画「潮待ち模様」ふるさと上映会
開催日時/2025年3月16日(日)
10:00〜(9:45より大山市長ご挨拶)/14:00〜/19:00〜
場所/津田公民館大ホール(津田小学校向かい)
参加費/無料(津田公民館で配布中の入場整理券が必要です)
お問い合わせ先/090-8975-4335(映画「潮待ち模様」製作委員会)
◉映画「潮待ち模様」
公式サイト https://shiomachi-moyou.com
公式Youtube https://www.youtube.com/channel/UClv3sgZziLnAeo_EslKdHfg
■さぬき市からのお知らせ
さぬき市では結婚新生活を応援しています。今年度の申請は3月10日までですのでお急ぎください。詳細は下記ページでチェック♪
市ホームページ(結婚新生活支援事業)
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