タンクトップがテーマのアートイベント「TANK-TOP-TSUDA」.

 

6月19日(木)のクローズアップでは、さぬき市津田町で99日間開催されているアートプロジェクト「TANK-TOP TSUDA」をご紹介しました

企画・制作をされている、タンクトップアーティストのKONMASAさん、さぬき市津田町を拠点に活動する「なんでも屋 さぬきベース」の村川和也さんにインタビュー!

(写真:タンクトップアーティストのKONNMASAさん)

『タンクトップをたまたま着ていた日に現代アートに触れたことをきっかけに、タンクトップを着ている自分の人生を作品にすることに決めた』というKONMASAさん。99日間同じタンクトップを着用し記録する作品や、タンクトップを999日間路上に埋めて1000日目に掘り起こしたり、タンクトップをテーマにしたアートビルジングをプロデュースしたり…

衣類としておなじみのタンクトップをテーマに様々な作品を作り続けてこられました。

そんなKONMASAさんがさぬき市津田町でアートプロジェクトをすることになったきっかけは、愛知県名古屋市で999日間路上に埋めたタンクトップを掘り出す作業に「さぬきベース」が関わったこと。そのお礼に津田にタンクトップを着せようという話になったそう。

現在津田町のさまざまな場所にKONMASAさんの作品やアーティスト仲間、香川県の作家さんによるタンクトップをテーマにした作品が展示されています。

大きく分けて2つの見所が。

まず一つはまちの10箇所に展示されたタンクトップを見つけにまちあるきを楽しめるところ。ピザ屋さん・グラノーラ屋さん・図書館・天然藍染工房・アジア雑貨店・カレー屋さんなどなど、いろんな素材をつかったタンクトップ作品に出会えます。

もう一つは、津田のまちのコンテナに99日間貼り付けたタンクトップを、津田のまちの人が99枚に切ったハギレを誰かに届けること。いま99日間の様子を撮影した写真を冊子にしてハギレをセットにして町内の各店舗で販売中です。98冊は誰かの手にとってもらい、99冊目は「さぬきベース」へと渡すことでプロジェクトが完成。あなたもそのひとかけらを手に取ってみてはいかがでしょうか?

津田漁港近くの倉庫の中にあるKONMASAさんと和也さんの作品も見せていただきました!

とっても大きなタンクトップは名古屋駅にいるナナちゃん人形が実際に着用していたもの。その近くに展示しているタンクトップ姿のKONMASAさんの作品は彼の本質である「タンクトップを着ていること自体が作品」というのを実際に体感できます。

(写真:「さぬきベース」村川和也さん)

和也さんは津田で収集した流木でタンクトップを形作りました。ちゃんと前・後ろ身頃があるんです!

その真ん中にあるふしぎなガチャガチャ「タンクトップガチャガチャ」は誰が置いたのかわからない謎の存在ですが大人気!

まちがこんなにタンクトップに染まるとは、驚きの一言。無意識に「タンクトップ」と口にしてしまうほどに馴染んでしまった津田のまちの人にも会いに、足を運んでみてくださいね。

TANK-TOP-TSUDA

開催期間/2025年6月3日(火)〜9月9日(火)

会場/香川県さぬき市津田町各所(津田漁港・津田ふるさと海岸周辺)

公式サイト https://www.konmasa.com

公式Instagram https://www.instagram.com/konmasa/