8月24日/小豆島土庄町 夢と愛が詰まった「日本一どでカボチャ大会」.

日本で一番ちいさな香川県の沖に浮かぶ小豆島。毎年9月になると日本で一番の大きさを競うイベントが行われます。

それが「日本一どでカボチャ大会」。

今年で39回目。年々参加者が持ち寄るカボチャの大きさと熱意はどんどん大きくなっています。ちょっと不思議なこのイベントがどうして小豆島で行われることになったのか。

「日本一どでカボチャ大会」実行委員長 高橋さんにお話をお聞きしました。

はじまりは40年ほど前。川西さんという方がアメリカに旅行に行った際にジャンボカボチャの大会を見学したことから。「これは面白そうや。島でやってみんか?」と小豆島青年会議所に持ち込んだのがきっかけです。

ハロウィンの習慣があるアメリカでは10月にジャンボカボチャの世界大会が行われており、それに先駆けて毎年9月に小豆島で日本一を決める「どでカボチャ大会」がスタート。31回目からは土庄町へ事務局をバトンパスしたものの、今でも全国各地から自慢のカボチャを運んで参加する方がたくさんいらっしゃいます。

審査会場はまるで岩が並んでいるような迫力。1つずつリフトで持ち上げて重さを測りますが、1987年の第一回目の日本一が148kgだったのに比べて、最近では500kgを超えるものも登場! どでカボチャ栽培に適した気候ではない小豆島でも300kgを超えるものが出てくるようになりました。

(事務局のある土庄町役場の裏にも大会を目指してすくすく育つどでカボチャを発見!)

島では仲間や先輩・後輩と一緒に育てつつ、大会を目指して育てる方もいらっしゃいます。農家ではない高橋さんも始まった当時は遊び仲間と一緒に畑を借りて、自分のカボチャを育てつつみんなとの競争を楽しんでいたそう。

  

(写真左/「日本一どでカボチャ大会」実行委員長 高橋さん)

『みんな食べられないカボチャをわざわざ大会のために毎日丁寧にお世話する。夢がありますよね。』

(写真右/土庄町商工観光課「日本一どでカボチャ大会」担当の中上さん)

「事務局でも賑やかしに職場の裏で作ってみました。昨年はひとつもできなかったんですけど職場の先輩に教えていただきながら作ってみたら2個もできました!こうやって何かを育てることは普段ないので楽しいですね。』

高齢化や参加者の減少、運営継続の難しさといった課題がありつつも、年々参加者の熱は高まっている「日本一どでカボチャ大会」。地元にも還元できるイベントにできたらと高橋さんはおっしゃっていました。

 

第38回日本一どでカボチャ大会

開催日/2025年9月14日(日)9:00〜

開催場所/旧土庄町役場

内容/カボチャの計量、カボチャの重さ当てゲーム、土庄町制施行70周年記念イベントの餅投げ大会、カボチャランタンづくり体験

公式サイト https://shodoshima-dodekabocha.com

 

香川しまびより

今日も、香川は “しまびより”

穏やかに晴れた日曜日の朝は、瀬戸内海にぽっかり浮かんだ香川の島に出かけたくなる、絶好の“しまびより”。

寄せては返す瀬戸のさざ波に誘われて3人のパーソナリティが、香川の島々に暮らす人たちに会いに行きます。

そこに代々暮らし続けている人、戻ってきた人、または、新たに暮らし始めた人。

今、島に暮らしているいろいろな人たちのお話しを通じて、そこに脈々と流れる歴史や独自の文化、そして今でも続く風習など、私たちが知っているようで知らない、島々の魅力をお伝えします。

放送時間
毎週日曜日9:00~9:15
毎週木曜日12:30~12:45(再放送)
パーソナリティ
市川智子、柏原砂里、岡加依子

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