麺通団のうどラヂテキスト版 編集 田尾 和俊

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団長:今回は麺通団のうどんツアーの回。

ごん:この頃、結構ツアーに行ってますね。

H谷:テレビの番組が始まって、収録前に事前調査で食べに行き始めたからですよ。

団長:ほんで、収録用の店に行ったついでに「もう一軒行くか」みたいなことで、あちこちに出かけて行ってた時期の話です。

海の見える「うどんや」

団長:先日、テレビの下調べで塩江の「谷岡食堂」に行ったついでに「どうせならもう一軒行くか」ということで、東讃の「うどんや」という名前のうどん屋に行ってきました。

ごん:「ついでに」という割には、ずいぶん走りましたよね。

H谷:香川の最東端のうどん屋ですよ。

団長:いや、実は「うどんや」にはまだ行ったことがなかったんやけど、以前から写真だけ見てすごく気になってたんよ。「海に向かって客席があって、目の前に海が広がっている」という写真を何かで見て「これは絶対に行ってみないかん」と。

H谷:海を見ながらうどんを食べられる店は、たぶん他にないですからね。

団長:ただ、あんな魅力的なロケーションなのにあんまり大きな話題になってないから「行ってみたらちょっと写真に騙されるかな」という半信半疑のところもあったけど、H谷川君の車で来とるから遠征してもええかと思って。

ごん:そうそう、あの日はH谷川君の運転で。

団長:最初は俺の車で、団長自ら運転して皆さんをご案内しようと思ってたんよ。ところが前日の夜に天気予報を見たら「塩江は雪が降る可能性が高い」という予報だったんで、H谷川君の車で行くことにしたんだ。

ごん:あっはっは!

H谷:ひどいでしょ、ほんまに!

団長:ほんで「谷岡食堂」から高松中央インターまで帰って、そこから高速に乗って引田まで行って、国道11号線に下りて「うどんや」に到着しました。俺が高速代を払って。

H谷:ええええ。僕が運転してね。

ごん:何か醜い小競り合いしてますけど。

団長:キミだけ何もしてないやないか。

ごん:言われれば確かに。

団長:それで店に入ったら、店内は普通にテーブル席が広がっとるから「あれ?」と思いながらふと奥を見たら、ドアの向こうにガラス越しにアウトドア席がある。

ごん:オープンテラス席みたいなね。

団長:そこに、海に向いてカウンター席があるんだ。「あ、写真で見たのはあそこか」と思ってね。セルフやから店内でうどんをもらって天ぷら取ってレジを済ませてオープンテラス席に出たら、冬やから外で食ってるやつ誰もおれへん(笑)。

ごん:店内には10人ぐらいお客さんいらっしゃったんですけど。でもその時は風がそんなには吹いてなかったんで、それほど寒くはなかったですね。

団長:いやしかし、あのロケーションはちょっと他にないわ。山が見えるとか池が見えるとか田んぼが見えるとかいううどん屋はあるけど、目の前にドーンと海が開けてるというロケーションのうどん屋はあそこしかない。

ごん:海がチラッと見えるうどん屋はあるかもしれませんけど、あそこまで開けているのはね。

団長:しかも、あそこから見える海の沖の水平線にクジラが2頭並んで泳いでるみたいな岩があってね。

ごん:ほんとにあれ、外に出て海を見ながら食べるうどんはよかったですよ。

団長:あそこは、俺がもし「ゲリラうどん通ごっこ」の連載中に発見してたら、絶対に書いてる。たぶん、『恐るべき』なら15ページは書いてる。

H谷:おー、久しぶりに団長のその言葉を聞きました。

団長:ただし、そのうちの14ページはうどんに関係ない話(笑)。

ごん:しかも、そのうちの12ページぐらいまで、おそらく店にたどり着いてもない(笑)。

H谷:いやー、それ読みたいですね(笑)。

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