麺通団のうどラヂテキスト版 編集 田尾 和俊

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団長:「ぴりんぱらん」の続報のお便りの回です。

ごん:「ぴりんパラン」の話題、こないだ出たばかりですよ。

団長:大丈夫。小ネタがちょっとくっついてるから(笑)。

メルヘン喫茶

団長:お便りを頂いております。

ごん:ありがとうございます。

ペンネーム、讃岐の国と申します。

団長:ペンネームはひねってくださいね。

ごん:あっはっは! 厳しいなー!(笑)

団長:冗談ですよ(笑)。

いつもポッドキャスト版で楽しく拝聴しています。先日、「ぴりんぱらん」がイオン綾川にあるとうかがい、勇んで行ってまいりました。沖縄土産の店を探し当て、商品を見たこともないのに団長が一気に食べられたとうかがい、探してみました。でもどこにあるのかわからないので勇気を出して店員さんに聞いてみたら、というか、なぜ勇気が必要かといいますと、「ぴりんぱらん」というのは香川県では明らかに聞かない言葉で、しかもちょっとおちゃらけた感じで…

ごん:まあ確かに、口にするにはちょっと恥ずかしい響きも無きにしも非ずという感じがしますわな。

団長:俺が初めて宮武に行った時に、「あつあつ」や「ひやひや」って発音して頼むのがちょっと恥ずかしかったみたいな。

ごん:その感じですね。知ってる人とか常連さんには慣れたものかもしれませんけど。

団長:「発音するのが恥ずかしい」で思い出したんやけど、昔、タウン情報をやりよった頃にDEKUさんがコラムを連載しよったんよ。

ごん:DEKUさん言われてもほとんど知らないと思いますけど(笑)。

団長:あ、「ビニール解体工場」のDEKUさん。

ごん:そうそう、そう説明してくれたら…わかるかい!

団長:どう説明しても知らん人にはわからんけど、1980年代中盤に高松で前衛パフォーマンスの世界を切り開いた奇才や。ほんで、当時の『タウン情報かがわ』の中でDEKUさんが県内のいろんな所に行って、妙なものを見つけてきて紹介するという連載をしよったんやけど。

ごん:今だったらみうらじゅんさんとかやくみつるさんとかが引っかかるようなネタですね。

団長:そうそうそう。そこでね、ある号でDEKUさんが「メルヘン喫茶」を見つけて来たんや。「メルヘン喫茶」いうのはDEKUさんが命名したんやけど、店内がメルヘンなテイストで、メルヘンな出で立ちのお母さんと娘さんがやってるみたいな。

ごん:レースのフリルの付いた衣装なんか着てね(笑)。

団長:店内はピンクを基調とした明るい雰囲気だったりしてね(笑)。

H谷:ははははは(笑)。

団長:あと、店名とかメニューの文字がいわゆる「丸文字」のかわいい系で統一してるみたいなところもあって、別名「まるもじカフェ」とも言うてたんやけど。そこでDEKUさんがメニューを見たら、メニュー名に「つかまえて サリーのはあと♡」って書いてあったって(笑)。

ごん:あっはっは!

団長:後ろにカッコして(フルーツパフェ)って書いてたらしいんやけど、DEKUさん曰く、「まことに注文しにくい」って(笑)。確かに俺が行っても、「何にしますか?」言われて「つかまえてサリーのはあと♡ください」って言えるか!(笑)

ごん:かといって、おっさんが一人で「フルーツパフェ」もちょっと恥ずかしいですけどね(笑)。

団長:あともう一つあったのが、「こんがり村のこんきつね(トースト)」って。「トースト」って書けよ!(笑)

ごん:あっはっは!

団長:などというまことに注文しにくいメニューがあったという話ですけど、お便りを置いてけぼりにしてしまいました。

ごん:いつものことです(笑)。

で、おばちゃんに聞いたら「ありますよ、こちらです」と言われて案内されて商品を見て、驚きました。そこに並んでいたいろんなお菓子の中で、他のお菓子は山盛りに残っていたのに、「ぴりんぱらん」だけがものすごく減って、商品を入れていた箱の底が見えていました。

ごん:おー、素晴らしい。

私はそっと、8袋だけ買わせていただきました。

ごん:買いすぎ買いすぎ(笑)。

残りは2袋です。お店が売れ行きを見て、大量仕入れをして「ぴりんぱらんコーナー」ができるかもしれませんが、もしそうなったらラジオの力、団長の力かもしれません。

団長:というメッセージを頂いております。

ごん:僕も先日知り合いから電話があって、「今、イオン綾川に来とんやけど、あの名前何やったっけ?」言われて、「ぴりんぱらん」言うたら「あーそれ。どうも。ブチッ」いうて電話切られましたけど(笑)。

団長:いい友達に囲まれて何よりです。

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