編集 田尾 和俊
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団長:『うどラヂ』は心の広い番組としても知られているわけですが。
ごん:今初めて知りましたが。
団長:今まで何回かFM香川やKSBの他の番組から「PRに使わせてくれ」言われて、1回も断ったことがないやんか。
ごん:まあ『うどラヂ』はFM香川の底辺の番組ですから、「断る権限がない」というのもありますからね(笑)。
団長:その代わり、番宣に来ても、思うようにはやらせてやらない。
ごん:あっはっは!
カッシー登場!
団長:お便りを頂いております。
団長ごんさんH谷川さんこんばんわ。さぬき市民のうるるです。ところで、土曜日のお昼12時からFM香川さんがやっている番組をご存じでしょうか。
ごん:ご存じじゃないですねえ。
FM香川のきれいどころ3人娘があちこちを取材しまくって放送している『さぬき市再発見・遊びの達人』という番組です。
団長:「きれいどころ3人娘」?誰やろ。
ごん:ちょっと待ってくださいよ。とりあえず、中井さんは入れとかないとね。
団長:もちろんです。まず中井さん。
ごん:はいはい、それから?
団長:………………ま、などがいらっしゃいますけど。
ごん:あっはっはっは!
以前、東かがわ市を取材して紹介する『東かがわ東方見聞録』のパーソナリティ、植松恭子さんが『うどラヂ』にゲストに呼ばれて東かがわ市のうどん屋さんの話を熱く語ろうとしておりましたが、結局団長とごんさんに遮られてうどんの話ができませんでした。
ごん:あっはっは! というか、俺は止めた覚えがないからなあ。
我がさぬき市にも天ぷらのうまいごんさん一推しのうどん屋さんがありますが、もちろんそれ以外にもうどん屋さんはたくさんあるので、ここは一つ、遊びの達人のカシハラさんとかいう女性パーソナリティをお呼びして、さぬき市内のおいしいうどん屋さんを熱く語っていただいて、我がさぬき市を全国に宣伝してはいただけないでしょうか。
団長:「カシハラさん」って、あの『うどラヂ』のスーパーディレクターをやってたカッシーか?
ごん:私たちに罵詈雑言を浴びせ続けてきた、あのカッシー。放送ではこっちが振っても一切声を出さんのに、放送終わった途端にダメ出しの嵐を浴びせてきた。
H谷:「うどんネタが少ない」いうてね。毎回毎回。
団長:というわけでお待たせしました。今日はゲストに、そのカッシーをお迎えしております!
ごん:イエーイ!(パチパチパチパチ!)
カシ:どうも~、みなさんこんにちわ~♡カシハラで~す。
団長:カッシーがいなくなって、K米君がとても横暴なディレクターになって君臨しとんやけど。
カシ:結構のびのびとねえ、番組楽しみながら(笑)。
ごん:さっきもモノ食いながら、モグモグしながら、緊張感のカケラもない。
カシ:久米さんにはおにぎりが似合うんでね(笑)。
団長:というわけでリスナーの皆さん、「ディレクターをK米君からカッシーに戻して欲しい」というお便りを募集します。
カシ:ははははは(笑)
ごん:けどそうなるとまた番組がギスギスしてきますよ。
カシ:あはははは(笑)。
団長:さて、実は先週からカッシーが「来週は私が爆弾情報を持ってくるから時間を空けておくように」というお達しが来てたんですが、何を持ってきたって? 当然うどん情報やろ?
カシ:もちろんうどん情報ですね。
団長:というか、それ以前に『遊びの達人』って、何をしよん?
カシ:番組聴いたことないんですか?
団長:すみません。
カシ:『さぬき市再発見ラジオ・遊びの達人』が番組タイトルで、さぬき市のイベントとか最新情報をもっと深く掘り下げて再発見していこうという番組です。
団長:昔からよくあるやつね。「わが町を再発見して活性化に結びつけよう」とかいう。それで、何かすごいモノが見つかったとか。
カシ:そうじゃなくて、まず「再発見」の前に「発見」しなきゃいけないじゃないですか。
ごん:そらそうだ(笑)。発見して初めて「再発見」なんや。あくまでも「最初に見つけたものを再度発見する」ということだから、新しいものを見つけたらいかんのですよ。
カシ:そうなんですよ。だから、イチからやってるんです。
団長:すると、その番組は「ありもの情報」が満載ということ?
カシ:基本的にはそこから(笑)。でも入口は「ありもの」なんですけど、その後はちゃんと再発見部分が出てくるという。
団長:近年の目玉って何?
カシ:近年の目玉…
団長:それを聞いたら「行かなくちゃ、買わなくちゃ、食べなくちゃ」と思うような新ネタ。
カシ:あー………何だろう…
ごん:あっはっは!「何だろう」って、ないんかい!
カシ:いっぱいありすぎて(笑)。
団長:しょうがないな、ちょっと俺らでさぬき市を語ろうぜ。
カシ:いいですね!ぜひ皆さんのイメージを聞いてみたいです。
団長:じゃ、俺から行くぞ。さぬき市の市役所の裏の海側に防波堤があるんやけど。
カシ:ありますあります。
団長:あそこから見る五剣山。
カシ:あー、素晴らしい!あそこは志度にお嫁に来られた方も「一番好きな風景」っておっしゃってるんですよ。
団長:八栗の五剣山は“五剣山”と言うだけあって、山の上に岩みたいなのが5つ、指の短い手袋みたいに並んでるやん。そのうち1つは江戸時代に地震で崩れたらしくてちゃんと見えるのは4つなんやけど、その4つの“短い指”が横に並んでる写真が、今までたいていの観光情報発信に使われてきとんや。たいてい高松側から撮った写真。
ごん:そうですね。五剣山と言えばあのアングルの写真が一番わかりやすいですからね。
団長:けど、私的に一番インパクトがあるのは、「南東から見た五剣山」なんだ。つまり、指の短い手袋をタテに、小指側から見るというアングル。親指かもしれんけど。で、そっちから見たら、五剣山の上の岩が「デビルズタワー」に見えるんや。『未知との遭遇』に出てくるやつ。
ごん:あの巨大な円盤が下りてくるとこ。
団長:そうそう、ニアリーがマッシュポテトで作ったやつ。
ごん:説明を加えたら逆にわかりにくくなってますけど。
団長:ベストなビューポイントは高速道路を鳴門の方から高松に帰ってくる途中の志度~三木あたりで、そこから右斜め前方を見たら一番怪しくてカッコいい「デビルズタワー」になるんやけど、誰でも行けるビューポイントなら、さぬき市役所の裏が一番やと思う。
ごん:そこは知りませんでしたねえ。
団長:みんなが知らない理由の一番は、「これまで行政やマスコミの観光情報発信ツールがあのアングルの五剣山の写真をほとんど紹介してこなかった」からだと思うんやけど、「なぜ紹介されなかったか?」については、私は仮説を持っています。
ごん:聞きましょう。
団長:昔、タウン誌やってた頃に関係者とかにいろいろ聞いた話から推測するに、まず、あの五剣山の所在地は、昔は庵治町と牟礼町、今は高松市の庵治町と牟礼町で、とにかく「さぬき市」ではないんだ。
カシ:そうなんですよ。
団長:すると、まず庵治町や牟礼町、あるいは合併後の高松市は、自分とこの素材である五剣山を紹介する時には自分とこから撮った写真を見せるから、「さぬき市(志度)から見た五剣山」という視点の写真はまず載せない。
ごん:確かに。
団長:一方、合併前の志度町や合併後のさぬき市は、「デビルズタワー」が見えてもよその市町の素材だから何かちょっと紹介しにくい。よって、あそこが観光情報発信のエアポケットになってしまったと。
ごん:ありそうな仮説ですねえ。
田尾:縦割り行政の弊害じゃ。
カシ:あはははは(笑)。
ごん:じゃあ、市町を超えた「県」が紹介すればよかったんじゃないですか?
団長:そうなんやけど、たぶん県はあの「デビルズタワー」を知らないんじゃないかと(笑)。
ごん:あの、今、K米君から“巻き”が入りました。「うどん以外の話はもうええ」って(笑)。
団長:わかりました。この続きは『さぬき市再発見ラジオ・遊びの達人』できっと大きく展開してくれると思いますので、よろしく。
カシ:あははははは(笑)。
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