編集 田尾 和俊
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団長:前回に続いて、H谷川君が集めてきた「県外客の失敗談」の続きで、ちっちゃいやつを2本。
ごん:しかしH谷川君は、『うどラヂ』にも『インタレスト』にも貴重な戦力ですねえ。
団長:『うどラヂ』はFM香川で『インタレスト』は四国学院大学やけど、その両方にH谷川君が貢献しているという理由はただ1つ。
ごん:何でしょう。
団長:その両方を担当している私が、両方をごっちゃにしているからです(笑)。
ごん:あっはっはっは!
県外客の失敗談(小ネタ)
団長:H谷川君の「讃岐うどん巡り県外客の失敗談パート2」。
ごん:いえーい!
H谷:じゃあ、小ネタをちょっと。丸亀の「飯野屋」で聞いたんですけど。
団長:「飯野屋」は初心者に優しいシステムの店やぞ。あそこで何の失敗が起きるんや。
ごん:確かに、客が戸惑うような店じゃないと思いますけどね。
団長:「飯野屋を目指して、飯野山に登ってしまった」とか?
ごん:あー、なるほどね!
団長:ほんで山頂にいた登山客に「どこで注文したらええんですか?」って聞いたとか。
H谷:ちょっとお二人、“ない話”で展開しようとしてますけど、それに近い話が「うぶしな」であるんで、あんまり言わんとってください。
ごん:えー!あるんかい!
H谷:で、「飯野屋」なんですけど、いきなり店に入るなり「おか泉のお土産うどん置いてますか?」って聞いてきた客がいるそうです。
ごん:あっはっはっは!
H谷:あり得んでしょう!
ごん:どういう情報で、どういう思考回路やねん。
H谷:それでね、大将が親切に、近くにある「おか泉」のお土産工場を丁寧に教えてあげたという。
団長:大将、ええ人やなあ。
H谷:けど看板にものれんにもちゃんと「飯野屋」って書いてるのにね。考えられないですよね。
団長:きっと初めての讃岐うどん巡りであがっちゃって、何も見えなかったんだ。
H谷:続いて「山内」ですけど、ダシの入ったかけうどんをもらった客が…
団長:「あつあつ」とか「ひやひや」とか頼んだら、まずカウンターでダシの入ったかけうどんを渡されるわな。
H谷:それをもらった客が、レジの横にあるウォータークーラーの水を入れたと。
ごん:あっはっはっは!ダシのかかったうどんの上から冷水を入れた!
団長:どういうことなんやろ。
H谷:たぶんね、その前に行った店が自分でタンクからダシを入れるシステムだったんで、それに釣られたんじゃないかと思うんですけど。
団長:あ、水を入れようと思ったんでなくて、ダシをかけようとしたんか。
ごん:タンクに蛇口かレバーが付いてたら、全部「ダシ」だと思ってしまったんじゃないですかね。前に行った店がそうなってて、それが衝撃で「讃岐うどんはこうなんや!」と思って次の店で同じことをやったら、水が出てきたと(笑)。
H谷:セルフのダシのかけ方って、店ごとにやり方が違うじゃないですか。それで、混乱するんだと思うんですよ。ただ、「山内」はもらったうどん見たら、ダシかかってるのがモロわかるんですけどね(笑)。
ごん:前回の釜あげと同じで、初めての店であがってしまうと、あの薄さのダシが見えなくなる可能性はありますね。
団長:とにかく皆さん、讃岐うどんの店で蛇口やレバーの付いているタンクのようなものの中には、どこもダシが入っていると思ってはいけません。
ごん:水も入ってますからね。
団長:ダシと水だけだと思ってもいけません。以前、清水屋さんで水のコップを持ってタンクのレバーを押して、コップにソフトクリームを「モリモリモリモリッ!」と入れた客がいたそうなんで(笑)。
ごん:あっはっはっは!
団長:あと、「あたりや」で水のコップを持ってエアコンのスイッチ押したお客さんもいたそうです(笑)。
ごん:やっぱり「失敗談の集大成」、やりましょうよ(笑)。
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