編集 田尾 和俊
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団長:私はインスタもXもユーチューブも何もやってないので、日常的にプライベートを世間にさらすことはほとんどないんやけど。
ごん:「団長日記」と『うどラヂ』で十分さらしてますけどね(笑)。
団長:こないだ20年ぶりぐらいにばったり出くわしたおじさんに、いきなり「僕も同じ病気なんですよ」って言われたわ。
ごん:あっはっは!
団長:とりあえず「何のことですか?」って返したけど。
H谷:バレバレですからね(笑)。
団長:というわけで、今回は「バレてもいい入院ネタ」をしゃべってしまった回です。
団長の声帯ポリープ除去騒動
団長:こないだの収録の時に「突然声が出にくくなった」いう話をしたら、リスナーから声帯ポリープに関する情報をいただきましたが、実はワタクシ、「声帯ポリープ除去手術」を1回やっておりまして。
ごん:以前どこかでしゃべりましたよね。
団長:どうしてもと言うならもう一回言うけど、あれは忘れもしない10年か15年前のいつだったか。
ごん:「忘れとるやないの」のツッコミは皆さんで入れといてくださいね。
団長:あ、思い出したわ、確か俺がタウン誌の会社を辞めてすぐ始まった『ねーだろラジオ復刻版』の1年目が終わる頃やから、2003年の冬頃、何かだんだん声がかすれ始めたんや。
ごん:覚えてますよ。
団長:一緒にやってたからね。『ねーだろ復刻版』はRNCラジオの週2回の5分番組で、ごんが情報収集担当で「天野JACK」ことイデザオ君と俺がボケとツッコミの両方担当で、最後の方は「ツル村」こと松村も出よったやつ。1年半ぐらい続いて、その番組が10枚組ぐらいのCDになって発売されたんやけど、その最後の2枚ぐらいに私の声がだんだんかすれていくのが入っています(笑)。
ごん:ある意味、お宝ですね(笑)。
団長:「声帯にポリープができたらこういう感じで声がかすれていくんや」というサンプルとして、医学的にも貴重なCDになっておりますが(笑)、それはええんや。あの時、最初は何で声がかすれてきたんか自分でわからんから、とりあえず耳鼻咽喉科の病院に行ったんよ。そしたら「うちの設備では声帯がはっきり見えん」言われて大きい病院を紹介されて、そこで調べたら、めでたく声帯にポリープができてました。
ごん:あらら。
団長:担当の年配の医者に「カラオケによう行くんな?」とか言われて、何かカラオケの歌いすぎで声帯にポリープができる人が結構おるらしいんやけど俺は滅多に行かんから「いや、カラオケはあんまり…」言うたら、横でおった若い医者が「あ、田尾さん、よっけしゃべるんです」って。
ごん:あっはっは!若い医者にはバレてたんや(笑)。
団長:ほんで年配の医者に「このままあんまりしゃべらんように生活して様子を見るか、手術してポリープを取るか、2択やな」言われたから、「取ります」言うて。
ごん:団長に「あんまりしゃべらんように生活しろ」いうのは、「死ね」いうのと同じですからね(笑)。
団長:聞いたら「手術後、1週間ぐらい黙って安静にしてたら普通にしゃべれるようになる」言うから、収録を2週間空けて直ちに手術したがな。
ごん:当然、声帯ポリープ除去手術は初めてですよね。
田尾:初めてやから、どう心の準備をしたらええかわからんまま、とりあえず病室に入って手術着に着替えて手術室に行って、手術台に乗って仰向けになって全身麻酔して、腕に点滴の注射針入れて、看護士さんが「麻酔、入りま…」までは聞こえた気がするんやけど、次に気がついたら病室のベッドの上におったわ。
ごん:全身麻酔はほんと、何も気がつかないまま終わりますからね。
団長:そこから1週間の入院になったんやけど、病室で無言でおらないかんのに、そういう時に限っておもしろがって見舞いに来るやつがおるんよ。
H谷:はははは(笑)。
団長:けどこっちは一言もしゃべれんから、「ふんふん」「なるほど」「なんでやねん」「んなアホな」とか書いた紙を用意して、相手のしゃべりに合わせて紙の札を上げるという作戦で。
ごん:ええからおとなしくしとってください。
団長:そんな入院生活の何日目かの、ある日のことや。夜中にふと目が覚めて点滴スタンドを見たら点滴の水位がめちゃめちゃ下がってたから、「このままでは血が逆流したらいかん」と思って、看護士さんを呼ぼうとナースコールの紐を引っ張ったんよ。そしたら、部屋のどこかにあるスピーカーから看護士さん「田尾さん、どうされましたか?」って呼びかけてきた。
ごん:看護士さんも、まずは用件を聞いてから動くというわけですね。
団長:けど俺、しゃべれんやん。そやから黙ってたら、スピーカーからまた「田尾さん、どうされましたか?」って声がして。
ごん:黙ってたら向こうもわかりませんからね。
団長:けど、しゃべれんから黙ってるしかないやん。そしたらスピーカーから看護士さんが慌てた声で「田尾さん!どうかされましたか!」って。
ごん:あっはっは!
団長:けどしゃべれんから黙ってたら、「田尾さん!田尾さん!どうかされましたか!田尾さん!」って連呼されて、すぐに病室の外でパタパタパタパタ!いう足音が聞こえたと思ったら看護士さんが病室に飛び込んできて、俺がベッドの上で自分のノドを指差したら、「あ、しゃべれんかったんやね」って。
ごん:マンガかい!
H谷:なんじゃそら!
ごん:しかしあなた、入院してもタダでは帰ってきませんなあ。
H谷:勉強になります(笑)。
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