編集 田尾 和俊
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団長:今や『うどラヂ』には欠かせない「うどんに関係ない話」ですが。
ごん:「うどんに関係ない話が欠かせない番組」は、もはや「うどんのラジオ」ではないという声もありますが。
団長:あれ?『うどラヂ』の正式名称は『うどの大木(たいぼく)ラジオ』でなかったっけ。
ごん:ま、確かに「ウドの大木」が揃ってますけど(笑)。
みとよし・たまちょう
団長:お便りを頂いております。
「ミスター小豆島」と申します。こないだ初めて知ったのですが、「詫間(たくま)」の「詫」に、「たく」という音読みはないそうです。さらに、「詫」の付く熟語も見当たりません。県外の人って「詫間」を「たくま」と読めるんですかね。
団長:という、私の出身地の「詫間町」の「詫」について、驚愕の事実が突きつけられました。あ、「詫間」と言えば、「去年の年末頃、大阪に『詫間』いううどん屋ができた」というD々君からの情報がありましたが。
ごん:詫間町出身の方がやられているという。
団長:そうそう。その「詫間」の「詫」、ごんべんに「お宅」の「宅」、あるいは「宅八郎」の「宅」。
ごん:懐かしいとこ出しましたねー(笑)。
団長:日清の「三宅」さんの「やけ」。
H谷:わかりにくくなってますけど。
団長:その「宅(タク)」が付いとんやから、普通「タク」って読みそうやんか。それがK米君も調べてくれたところによると、音読みは「タ」だけだということらしい。
ごん:おそらくその昔、中国から漢字が伝わった時から「詫」は「タ」だったと。
団長:すると、それを詫間の人間が勝手に「タク」って読み始めたんか?
ごん:犯人はあなた方です(笑)。というか、地名だけじゃなくて人の名前でも「詫間(たくま)」さんっていらっしゃいますよね。
団長:俺の後輩にもおる。あれも「詫」を「タク」と読んでる組や。
H谷:じゃあ、「詫間さん」も犯人ですか(笑)。
団長:けど、「宅」はそれだけなら「タク」やのに、ごんべんにくっついたら「タ」になるって、どういうことや。
ごん:調べたらですね、「侘びさび」の「侘」の字も、音読みは「タ」です。あと、「叱咤激励」の「咤」の音読みも「タ」。
団長:やっぱり、あいつはそういうやつや。
H谷:はははは(笑)。
団長:さらに、ごんが探したところによると、「詫間」の「詫」を「タ」とか「タク」と読む熟語が今のところ発見されてない。
ごん:ないんですよね、これが。
団長:というわけでですね、『うどラヂ』の公式見解として、「『詫間』の『詫』は、何かおかしい」と申しあげておきます。
H谷:はははは(笑)。
団長:以上、とりあえず、私の出身地は当初「かがわけん・みとよし・たまちょう」であった可能性が今、出てきたということをお伝えしておきます。
ごん:お伝えすることに意味があるかどうかわかりませんが(笑)。
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