編集 田尾 和俊
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団長:歳取ってくると、人前に出るのがだんだん恥ずかしくなってきてね。
ごん:どの口が言うてるんですか。
団長:いやほんま、なるべく声と文字だけにしようと思ってるんやけど、頼まれたらなかなか断れんで、イヤイヤ老醜を晒しとるわけだ。
H谷:嬉々として出てる感じがしますけどね(笑)。
団長:そこはそれ、イヤイヤでも出るとなったら全力やがな。
ごん:まあ、頼まれるうちは出ましょうよ。
団長:というわけで、場違いなシンポジウムに出たレポートの回を。
ジオパークシンポジウム
団長:今日から2週にわたって、お便りでお茶を濁す週間ー!
ごん:あんまり拍手しにくいタイトルですが。
ポッドキャストで聴いています。香川県在住の、田尾さんファンの「kimiko」です。うどんツアーなるものに初めて参加したのは、今から20年近く前の某香川県建築士会の情報分科会なるものが企画したものでした。
ごん:20年前というと、ブームのまだ初期ですよね。
団長:1995年頃やからな。あの頃の香川県の建築士会でそんなうどんツアーを企画するいうたら、私は頭の中に1人しか思い当たらんけど(笑)。
ごん:えーと、木が二本並んでる…
団長:あっはっは! それ以上言うたら特定される(笑)。
ごん:ちなみにその方、僕と同い年なんですよ。
団長:いや、断定して話してますけど、もし間違ってたらごめんなさい(笑)。
あれから幾年、時々県外からお忍びで来られる先生方のツアコンのアシスタントを務められるくらい、成長しました。
ごん:すばらしい。
『うどラヂ』はなかなかリアルタイムで聴けなかったので田尾さん情報はほとんどなかったのですが、ここ数年、スマホのおかげでポッドキャストを聴き始め、団長日記にはまり、かなりマニア化している自分がちょっと怖いです。
団長:怖いですよ、それ。
ごん:ちゃんと足元を見た方がいいですよ。
団長:時々自分の足元を見て、道があるかどうかを確認した方がいいですよ。
ごん:目の前に崖があったりしますからね(笑)。
そんなこんなで先週の土曜日、団長日記に書いてあった「讃岐ジオパーク構想学術連携推進シンポジウム」に行ってきました。
ごん:そんなのに出たんですか。
団長:呼ばれたんよ。香川大学の長谷川先生に。
ごん:いい方の長谷川さん?
団長:いい方の長谷川さんで、偉い方の長谷川さん。
H谷:何を言っているのかよくわかりませんけど。
団長:地質とかね、香川県の中にある地層とか岩とかそういう方面の研究をされている先生で、テレビにも時々出てる。「岩」といえば俺も『インタレスト』で天然記念物のランプロファイア岩脈とかいろんな岩肌を探してレジャーとしていろいろいじってたけど、長谷川先生はそういうのにちゃんと学術的にアプローチするという、ま、「これぞ大学の教授」という活動をずっとされている方や。
ごん:あっはっは!
団長:その長谷川先生がある日、若い助手を連れて研究室に来られたんだ。
ごん:先方からわざわざ?
団長:そうなんよ。ほんで、このお便りにある「讃岐ジオパーク構想学術連携推進シンポジウム」の基調講演をやってくれって。
ごん:何でそんな話になったんですか?
団長:何か、以前に俺がどこかで会った若者が『インタレスト』のファンだったんやけど、その若者が長谷川先生の下で働いていたらしくて、長谷川先生から「ジオパーク構想」の話を聞いて「四国学院の田尾さんがこんなことやってますよ」言うて『インタレスト』の「岩肌宣言」の特集を見せたらしいんや。そしたら長谷川先生から直々に電話が掛かってきて、しかも研究室まで来られたもんだから、断るに断れんで受けてしもた。
ごん:相変わらずですねえ(笑)。
団長:「ジオパーク」いうのは地質学的におもしろいとか貴重だとかいうエリアに認定された場所のことで、全国に数十カ所あるらしいんやけど、香川にはまだ1つもない。そこで長谷川先生たちがいろいろ調べて、「香川にもこんなおもしろい地質や岩やいろんなものがあるので、ジオパークに認定してくれ」という運動をするにあたって、その景気づけみたいなシンポジウムをやることになったらしい。
ごん:その基調講演で、あなたですか(笑)。
団長:「『インタレスト』の岩の特集がとてもおもしろかったから」って言うから、「あれは学術的な価値を見出すんでなくて、レジャーの素材としてどこまでのポテンシャルがあるかというのをちょっとオモシロがっているだけです」って言うたら、「それでも構いません」って言うから、とりあえず「レジャー素材としての讃岐の山と岩」というタイトルで講演してきた。
ごん:どうでした?
団長:『インタレスト』で集めた山や岩の写真を見せながら解説したり、『インタレスト』の活動報告で作った10分ぐらいのオバカDVDから山と岩に関するものを2本流したりして頑張ったんやけど、真面目なシンポジウムの中で、私の1時間だけ完全に浮いておりました。
ごん:あっはっは!
団長:お便りの続きです。
そのシンポジウムに言ってきました。日記を読んでさぞかしたくさんの人が行列を作って待っているだろうと思いきや、受付開始10分前についても余裕で入れました。何でみんな来ないの?
団長:学術シンポジウムとかいうのははたいてい、一般人はほとんど来ません(笑)。
ごん:専門の人以外はほとんど来ないでしょうからね。
団長:よっぽど話題になってるテーマとか以外はね。
シンポジウム、田尾先生のお話、最高でした。周りの先生方とは全く違うオーラというか何か出ていて、あっという間の1時間でした。
団長:どうよ、これ!
ごん:「浮いてた」いうのをうまいこと言うたら、そういうことになりますね(笑)。
H谷:ははははは(笑)。
最後に紹介された井川さんナレーションのDVD、あれ、売れるんじゃありませんか?
団長:DVDの1本の、「見る方向によって全く姿を変える驚きの風景ベスト4」やな。FM香川史上2番目に爽やかなパーソナリティの井川君にナレーション入れてもろたんやけど、あれはちょっとしたテレビ番組にできると思うような出来ではあった。
私に子どもがいたら「ぜひ田尾先生にお任せしたい」と思いました。基調講演の後のパネルディスカッションは、司会の香川大学の先生がいきなり田尾さんを飛ばして進めたので、その場で帰りました。
団長:というメッセージを頂いておりますが。
ごん:まったく、シンポジウムの主旨を取り違えてますね(笑)。
団長:まあシンポジウム的には、「私に頼んできたのが間違いだったかもしれない」ということで(笑)。でも少なくとも1人には好評だったようで、何よりです。
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