麺通団のうどラヂテキスト版 編集 田尾 和俊

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団長:前回「香川の医学界における讃岐うどん文化」の放送内容を紹介したら、「続けて関連ネタの回を紹介して欲しい」という声が、

ごん:お約束が来ますよ。

団長:私から上がったので、

ごん・H谷:ありがとうございます(笑)。

団長:今回も続けて、「香川の医学界における讃岐うどん文化」の第2弾をお送りします。

CTスキャンに気をつけろ

団長:ある業界のおそらく先生なのか、いろんな所で講演とかいろんなお話をする機会がある方からお便りを頂いております。

私も施設讃岐応援団として、人前でしゃべる機会があれば必ずうどんの写真を使って讃岐うどんの素晴らしさをアピールしています。また、県外や海外からのゲストが来高した時にはうどんをご馳走しますが、全員が全員、そのたび感動してくれます。(○○だけは大失敗でしたが)

ごん:最後の○○がメチャ気になりますが(笑)。

団長:個別の店のネガティブ情報は出さないのがモットーの我々なのでラジオではとても言えんが、○○って書いとる。こないだ収録時間外に俺が「久しぶりに出くわした大失敗の店や」って言うてたあそこ。

ごん・H谷:あーー! 確かにみんな納得です(笑)。

団長:やっぱ、あそこまで大失敗だと、みんな意見が一致するんやのー。どことは口が耳まで裂けても言えんけど(笑)。

さらに、主催学会の時には、各大学対抗うどん早食い選手権なども開催しています。

団長:「主催学会」で、素姓がかなり明らかになってきました(笑)。ま、学会を主催するようなある大学のうどんマニアの先生からのお便りなんですが、本題は実は、この後にある「追伸」の部分です。

追伸:午後に香川県人のCT検査をすると、ほとんどの人の胃の中にうどんが写ります。

ごん:あっはっは!

団長:これで病院系の大学であることが確定しましたが…

うどんって、CTでは案外はっきり写るんです。しかも、やはりあまり嚙まないのか、かなり長い状態なのがわかります。最近は食べたのが小か大かさえわかるようになりました。

ごん:あっはっはっはっは!

団長:という、非常に注目のお便りを頂いております。

ごん:CTって、輪切りの画像ですやん。ということは、スパッと切られてエッジの立った麺が写るんですかね。あー、見てみたい!

団長:ふっふっふ、ふが3つ。実はワタクシ、その画像を見たことがございます。

ごん:ほんまですか!

団長:ある日のことです。私が2~3カ月に1回ずつ不本意な薬をもらいに行っている某病院で、プチ人間ドックみたいなのを受けて、CTスキャンを撮りました。そしたら後日、いつも不本意な薬をくれる医者の先生から「田尾さん、ええもんあげようか」言われて、A4のコピーを一枚渡されたんですが、それを見たら、胃の中にうどんがいっぱい写ったCTスキャンの写真やがな! しかも、コピーの写真に「うどんが胃の中にいっぱい」いう噴き出しまで付けられて!

ごん:いやー、楽しそうなお医者さんですねえ!

団長:その先生、俺にコピーを出してくる時に、今まで見たことのないような笑顔を満面に浮かべて、「『はりや』な?」言うたわ。

ごん:あっはっはっは!

団長:実は、「はりや」の大将も俺と同じ医者から同じ不本意な薬をもらいよるらしいんや。

ごん:あんた、いろんな所でいろんな人とつながってますなあ(笑)。

団長:ちなみに、CTに写っとったうどんはさすがにエッジは消化されてたみたいやったけど、長いのや短いのが100本ぐらい、胃の中でひしめいとった。そのコピー、スキャンして俺のパソコンの中にあるんやけど。

ごん:うわー、見たい見たい!

H谷:その画像、ネットにアップしましょうよ(笑)。

団長:いやじゃ。

ごん:以前、胃カメラを飲む時に「太いうどん飲み込む思ったらええんや」という一言がありましたけど。

団長:あれと一緒に、「CTにうどんが写った時に『んー、これは○○うどんの大やの』と一言述べる」というのを「香川の医学界における『うどん的マニュアル』第2弾」として認定しよう(笑)。

ごん:あと、長いのが残ってる人には「よくかんで食べるように」と付け加えてね(笑)。

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