麺通団のうどラヂテキスト版 編集 田尾 和俊

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団長:いつも番組にたくさんお便りを頂いて、本当にありがたい限りです。

ごん:特に展開力のあるお便りが来ると、番組が一段とおもしろくなりますからね。

H谷:それなんですけど、団長やごんさんがいつも「展開力のあるお便り」とかおっしゃるんで、僕の周りで「展開力ってどんなんや」って、みんなビビってるんですよ。

団長:けど皆さん、わからんなりにいろいろ考えて送ってこられるから、ずいぶんお便りのレベルが上がったぞ。

ごん:あと、好意的なお便りもうれしいですよね。

団長:僕ら全員、褒められて伸びるタイプやからね(笑)。

ごん:もう大して伸びしろのない歳ですけどね(笑)。

団長:そんな中で、個人的にメチャメチャうれしいお便りを頂いた回がありました。

団長感激のお便り

団長:「ヨントス」さんからのお便りです。

ごん:「サントス」さんの一つ上ですね。

H谷:「サントス」さんが誰かわかりませんけど(笑)。

チャオ団長をはじめ麺通団のみなさん、いつも楽しい配信ありがとうございます。

団長:「チャオ様」の話は前にやったから(第9話参照)説明せんよ。

放送を聞くたびに香川県人であることに誇りを感じます。

ごん:どうですかね、そこは(笑)。

団長:いや、そこは食いつきたいところや。

ごん:と言いますと?

団長:俺はこれまで、情報誌とかラジオとかブログとかいろんな媒体でいろいろ情報発信をしてきたんやけど、その中で一貫して、香川県出身で全国や世界で活躍されている方、あるいは特に活躍されていなくてもいいけど、そういう香川県出身の方々が、自分が香川県出身であることを胸を張って言えるような香川になってくれたらええな、という気持ちがすごくあるんだ。

ごん:素晴らしい。

団長:今でも忘れられんのやけど、讃岐うどん巡りブームがピークに達した2000年頃に、名前は伏せるけど某社の“スナックトークの王者”と呼ばれる社長に…

ごん:もはや実名を挙げたのと同じですけど(笑)。

団長:その社長に言われたんや。「田尾さんなあ、わしはブームになる前は、銀座のクラブでおねえちゃんに『お仕事は何をされよんですか?』いうて聞かれたら『言うほどのもんでないきん』いうて言わんかったんやけど、今は『香川でうどん屋しよる』いうて言えるようになったわ」って。それ聞いて、俺、めちゃめちゃうれしかったんよ。

ごん:「銀座のおねえちゃん」いうのがちょっと引っかかりますけど(笑)、ええ話ですねえ。

団長:だからこのお便りは、冒頭のこれを読んだだけで、目頭がちょっと…離れてきた。

ごん:牛かい!

H谷:ははははは(笑)。

団長:いやしかし、これはほんまにすごくうれしい。タウン情報誌時代から40余年、リスナーや読者の方々から数限りなく頂いたおハガキ、お便りの中で、トップクラスにうれしい。

ごん:その魂の部分を突いてくれたということでね。いや、本当にありがとうございます。

団長:ちなみに、お便りの本編はさほどの内容でもありませんので割愛させていただきます。

ごん・H谷:おっさんおっさん!

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