麺通団のうどラヂテキスト版 編集 田尾 和俊

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団長:先週に続いて、同じ方からたくさん頂いている質問の、2つ目です。

ごん:『アバンティー』の流れで聴いておられたリスナーの方ですね(笑)。

団長:というか、あの頃の『うどラヂ』、「アバンティーの流れ率」90%ぐらいあったんちゃうか?(笑)

うどんのダシのバリエーション

団長:では続いての質問です。

うどんはラーメンよりスープと麺のバリエーションが少ないのはなぜですか?

団長:そうか? 少ないか?

ごん:そんなに少ないという気はしないんですけどね。まず「スープ」は、ラーメンの基本形は醤油、味噌、塩、豚骨あたりですかね。

団長:対するうどんは、まず「醤油ラーメン」に対して「醤油うどん」がある。しかも、「醤油ラーメン」は「醤油風味のラーメン」やけど、「醤油うどん」はほんまに醤油がかかっとんぞ。

ごん:そこ、あんまりえばるとこじゃないですけど(笑)、ま、かけうどんのダシは大体醤油ベースが基本ですから、そこはほぼ互角以上ですね。

団長:味噌は、「味噌ラーメン」に比べたらポピュラーではないけど、種類としては「まり」の「味噌汁うどん」があった。

ごん:「味噌煮込みうどん」もありますね。

団長:「塩ラーメン」に対して、「塩うどん」はないか。

ごん:一応、「塩釜玉」いうのはありましたけど。

団長:えー?

ごん:いや、昔「いきいきうどん」で出てた(笑)。

団長:どんなんや。「釜玉」やから当然「釜あげ麺」やわな。

ごん:そうそう。それに温泉卵が入って…

団長:醤油のかわりに塩振るんか?

ごん:いや、「塩だれ」をかけるんです。

団長:塩風味のタレ?

ごん:んー…すごくわかりやすく言うと、インスタントの塩ラーメン風の味(笑)。

団長:パク…でなくてさすがF社長のチャレンジ精神にはいつも頭が下がります(笑)。ま、「塩ラーメン」に対抗するにはイロモノ過ぎるけど。あと、「豚骨うどん」も見んけど、「和香松」や「うどん棒」の「チャンポンうどん」は、豚骨スープに近いぞ。

ごん:確かに。

団長:「釜玉」はどうよ。「釜玉うどん」はすっかり定番になったけど、「釜玉ラーメンは」普及しとるか?

ごん:永谷園が「釜玉ラーメン」出しました(笑)。

団長:インスタントやんか。店のメニューの定番にあるか?

H谷:探したらどっかにあるとは思いますけど、あんまり聞きませんね。

団長:あと、切り口を変えると、うどんのダシは「かけダシ」「つけダシ」「ぶっかけダシ」「その他」の4つに大別されるけど、ラーメンの「ぶっかけ」はどうなの?

ごん:「ぶっかけラーメン」いうのも出てきてるみたいですけど、これもさすがに「ぶっかけうどん」ほどは普及してないですね。

団長:あと、ラーメンのスープもうどんのダシも、カレー風とかトマト風味とかチリ系とかクローミー系とか鍋系とか、とにかくみんな、これまでに誰かがあれもこれもチャレンジしてやってきたと思うんよね。

ごん:その中で多くの客が受け入れたものが、定番になって残ってきてるわけですね。

団長:あと、麺のバリエーションも「太い、細い」「真っ直ぐ、ねじれ縮れ」「断面が丸い、四角い、平べったい」等々、うどんもラーメンも大体同じように展開しとる。ということで、とりあえず「うどんのダシと麺のバリエーションは、思った以上にある。少なくとも、ラーメンにそんなに劣っているとは思えない」。

ごん:バリエーションはあるけどあんまり紹介されてないから、みんながあんまりないように思ってる。

団長:従って、もしうどんの「定番ダシ」のバリエーションが少ないのであれば、その理由はただ一つ、「客がバリエーションを望んでいない」のだと思います(笑)。以上。

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