編集 田尾 和俊
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団長:今回の質問は、オンエアした後にいろんな情報が発掘されたので、そのあたりの追加情報も加えてお送りしましょう。
ごん:ということは、僕らがしゃべってないことも入ってくるということですね。
団長:何言うとんねん。原稿書く時に俺の頭の中で「ちっちゃいごん」と「ちっちゃいH谷川君」がめちゃめちゃしゃべっとるがな。
ごん:どうなのH谷川君。
H谷:僕は団長に付いて行きますよ。
ごん:卑怯者ー!(笑)
屋台のうどん屋
団長:さて、「アバンティーからの流れ者」さんからの最後の質問です。
ごん:そんなラジオネームでしたっけ?
これだけうどん屋がある讃岐に、屋台のうどん屋がないのはなぜでしょうか? また、過去に屋台のうどん屋が存在していたことはあるのでしょうか?
団長:という質問ですが、昔々、高松市内で屋台のうどん屋があったのは、先生、知っています。けどここ数十年、見たことがありません。
ごん:だいたい、屋台を出そうと思ってもそこら中に店があるからニーズがないんですよね。
H谷:夜中の飲み屋街でも、ちゃんとうどん店が営業してますからね。
団長:要するにラーメン屋もうどん屋も、「屋台」というのは時代の変化で“構造的不況業種”になってしまった、というのが大きな背景だと思われます。あと、かつて屋台と言えばラーメンの方が断然多かったのは、うどんを出すのはラーメンよりかなり多くの「水」を必要とするので、屋台には馴染みにくいという難点もあったのではないかと。
ごん:ゆで麺を積んどって、湯で捌いて出すだけだったら何とか行けそうですけど、やっぱり「延びたゆで麺」のうどんでは客が付かなくなってしまいますよね。
H谷:みんな、うどん店のうまいうどんにどんどん慣れていきましたからね。
団長:ちなみに、「過去に屋台のうどん屋が存在していたことはあるのでしょうか?」という質問ですが、過去の新聞で確認された最も古いものでは、香川が生んだ気骨の政治家・三木武吉先生が中学時代(明治33年頃)に「高松市内のある街角でウドンを食った時、借金を催促されたのに腹を立て屋台をひっくり返すという乱暴を働いた…」という記述がありました。
ごん:三木武吉先生の「うどん食い逃げ事件」は結構語り継がれていますね。
団長:それから、戦前には高松市内でうどんの屋台が結構出ていたという記述もチラホラ見つかっています。さらに、昭和28年の四国新聞にはこんな記事が載っていました。
丸亀市西平山町、無職○○○○(21)は18日午後10時ごろ、市内新掘入口でうどんの屋台を出していた土居町○○○○○さん(55)にうどんを注文したところ、品切れだと断られたので『品切れならなぜ早く店をしまわないのか』と○○さんの頭をゲタで殴り、全治10日間の傷を負わせ、丸亀署員に逮捕された。
ごん:これで、昭和28年に丸亀市にうどんの屋台が出ていたことも確定ですね(笑)。
団長:で、次第に構造不況業種になって消えていったということでしょう。わかったかな?「なんだろうくん」。
ごん:いつの時代の教育テレビですか(笑)。
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