麺通団のうどラヂテキスト版 編集 田尾 和俊

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団長:海外からお便りが来ると、改めて「インターネット」の凄さを考えるねえ。

ごん:『うどラヂ』の凄さじゃなくて、「インターネット」の凄さね(笑)。

団長:『うどラヂ』の凄さなんか、今まで一回も感じたことないぞ。収録はいつも建物の裏口から入らされるし、ディレクターは「飼い犬の調子が悪い」言うて収録を早めに切り上げるし。一回ディレクターから俺に「今週、収録でしたっけ」言うて電話が来たこともあるぞ。

ごん:ほんとに、一部の温かいリスナーの皆さんだけが我々の励みです(笑)。

団長:じゃ、スイスの温かいリスナーからの続報の回です。

グリンデルワルトの最新うどん

団長ごんさんH谷川さんこんにちわ。

ごん:はいこんにちわ。

いつも心躍る放送ありがとうございます。チューリッヒ在住の山内です。今年の3月、団長さんが食べたうどんを目指してグリンデルワルトに行ったんですが、結局食べられなかった、という報告を以前しました。

ごん:わざわざありがとうございました。

冬の間は日本食は提供されないということでしたが、8月15日、再度グリンデルワルトにうどんを食べに行きました。

ごん:今度は真夏ですね。

団長:しかも、確かチューリッヒ在住の山内さんとこからグリンデルワルトに行くのに列車で3時間って言うてたから、ほとんど旅行やぞ。

グリンデルワルト駅から少し離れた「ホテル・アイガー」の地上階にあるレストランで、「うどん」という貼り紙を見つけました。

ごん:ほうほう。

アルファベットの綴りが、「UDONG」になっていたのに少し違和感を覚えましたが…

ごん:あー、発音しない「G」が付いてるんですね。

団長:「HONG KONG」が「ホングコング」でなくて「ホンコン」みたいなもんやね。

ごん:「PING PONG」は「ピンポン」みたいな。

団長:なのになぜ、「KING KONG」は「キンコン」でなくて「キングコング」なんや。

ごん:「キンコン」だったらマヌケだからじゃないですか?

団長:「キンコン対ゴジラ」か。ゴジラの圧勝やな。

その他にうどんを扱っている店は周りになかったので、ここに入ってうどんをオーダーしました。値段は14スイスフラン。日本円で1200円くらいです。

団長:安くなっとるやないか。俺の時は15スイスフランやったぞ。

ごん:それは同じ店ですか?

団長:いや、俺が行ったのはホテルのレストランではなくて、道からそのまま地下に入っていった記憶があるから、たぶん違う店や。

約10分後、確かにうどんっぽいものが出てきました。

ごん:うどんっぽいもの(笑)。

団長:お便りに写真が付いていますが、一見すると、うどんっぽいぞこれ。

ごん:うどんっぽいですね。

団長:妙に白くて、白玉団子みたいな白さで。

ごん:エッジがなくて。

団長:妙な縮れがあって。

ごん:太いパスタみたいな感じですか。でも確かにうどんっぽいですね。

団長:ラーメンではない、蕎麦でもスパゲティでもない、とりあえずうどんです。

ごん:しかも上に七味唐辛子をかけてある。

具は、ホウレンソウとネギのみで、ダシはかなり薄目でした。そしてメインの麺ですが、団長さんの場合と違い、かなりしっかりしたもので、箸で持ち上げても全然切れませんでした。食べた感じでもわりと歯ごたえがある麺でした。

ごん:歯ごたえですか。

団長:うーん、それはおそらくうどんの食感ではないぞ。団子系か。

ごん:写真見たら、うどんの向こう側にスプーンがありますやん。コーヒーみたいな感じで。スープ飲む用のスプーンですよあれ。

団長:そういや、俺が行った時もスプーンはあった。

日本人のスタッフがいないか店の中を探ってみましたが、ウェイター2人、ウェイトレス2人が全員スイス人、調理室にいた2人のスタッフもスイス人のようでした。結論として、今でもグリンデルワルトでうどんを食べることは可能です。しかし、以前団長が食べられたものと同じかというと、そうではないような気がします。

団長:というレポートでした。

ごん:とりあえず世界中、日本人観光客がそれなりの数行ってそうなところには「うどん」が進出しているみたいだという、リアルな情報を頂きましたね。

団長:あと、やっぱりちょっと、変なうどんが出回っているようで(笑)。

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